2024年10月15日

わたなべ周候補者掲示板号は「3」

わたなべ周衆院選挙候補の選挙掲示板の番号は3番です。

元プロ野球選手であり監督であった長嶋茂雄さんは選手時代には大仁ホテルに宿泊してトレーニングを重ねました。それを記念して作られた伊豆の国市大仁にある「長嶋茂雄ロードは市民の散歩やウォーキング場として親しまれています。

長嶋茂雄氏の巨人軍での永久背番号も「3」です。
伊豆にゆかりのある長嶋茂雄さんからの強力な援軍を頂いた思いです。
わたなべ周候補の当選を目指してご支援をよろしくお願いいたします。

posted by イズノスケ at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊豆市議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

午後3時半より わたなべ周候補者の伊豆市出陣式 

本日は衆院選挙の公示日です。
27日の投開票日に向けて激しい選挙戦が行われます。 

静岡県6区で立候補しているわたなべ周候補者の伊豆市での出陣式が午後3時半より、修善寺駅南口で開催されますのでたくさんの皆様の参加をお願いいたします。

駐車場は閉院された南雲整形外科さんの駐車場をお借りしていますのでお車でおこしの方は駐車してください。
posted by イズノスケ at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

議員報酬4万円増  検証・伊豆市議会「行政のチェック機能」の放棄 その2

伊豆市議選は3日目を迎えました。
定数14名に対し立候補者15名で落選者は1名だけという今度の選挙戦は意外と低調な感じです。現職は安泰だろうと言われ選挙運動も熱が入っていない気がします。投票率の低下が心配ですね。

議会の主な役割は「行政のチェック」機能です。以前ある女性議員が「議員の仕事は行政の応援をすることだ」と議会で述べ顰蹙を買ったことがありました。議員や議会の仕事をはき違えているとしか思えません。こんな「なんでも賛成の議員ばかりなら議会など必要がないのではないか」これはある市民が私に向かって言った言葉です。

今年の伊豆市議会9月定例会では「議員報酬現行月26万円を30万円に引き上げる条例」が可決されました。
9月26日の伊豆日日新聞では以下のように報道しています。

20241014_16453286_0017.pdf

議員報酬の引き上げたいとする理由を伊豆市議会が市内で数回にわたって開催された説明会では以下のように述べていました。
「伊豆市議の報酬は県内にある市の中で最低である。これでは議員のなり手が少なくなる。何よりも子育て世代や女性が立候補しにくい環境である。その解決のためには議員報酬を引き上げる必要がある」とのことでした。

議員報酬引き上げを審議する伊豆市議員報酬審議会では「伊豆市の厳しい財政の中で議員報酬を上げる場合、現在の報酬の予算内であれば適当」との答申が出されました。
となると、議員の報酬を上げるためには、議員定数を減らし減らした分だけ残った議員の報酬をアップするしかありません。
それが議員報酬の4万円アップだったのです。議長や副議長、常任委員長の引き上げもありました。

私は市民の命と生活を守っていくという議会や議員の大切な役割からいって現在の報酬が適当とは思っていないし、値上げも必要だと思っていました。市民説明会でもそのように見解を述べました
しかし、今回の条例改正についてはいくつかの異論がありますので見解を述べます

1・定数削減と議員報酬の値上げは本来別々の案件であるにもかかわらず二つを結び付けて議決された。
2・議員報酬値上げの件を議会が市民説明会で説明したときには、定数削減の話は無かった。したがって今回の議員報酬値上を議員定数削減と結び付けた条例改正案は市民には何も説明しないままに議会は議決したことになる。
3・今行われている市議選への立候補者を見ると、14名中現職が12名となっている。立候補者の顔ぶれを見ると、議員報酬値上げの目的とした
「子育て世代や女性」の新たな立候補者はゼロである。
私から言わせれば当たり前の構図である。定数を削減して狭き門にしたうえ、現職という選挙に強い候補者が12名も立候補したら、地盤もお金も乏しい子育て世代や女性が立候補する意欲が出てくるわけがない。
4・しかも9月定例会で決定して即実行となれば、立候補する準備期間があまりにも短すぎる
5・したがって、今度の議員報酬値上げは「子育て世代や女性の立候補環境を整える」とのお題目を利用した「現職のお手盛り歳費値上げ」としか言いようがない。

この条例改正案には鈴木正人議員と杉山武司議員が反対し、13人の賛成で可決されました。
伊豆市議会9月定例会最終日においてこの条例改正案に対して反対した杉山武司議員と鈴木正人議員の反対討論は見ごたえ、聞きごたえがありますので是非ご覧になり市議会議員選挙投票への参考にしていただければ幸いです。

伊豆市議会議会中継録画
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/izu/WebView/rd/schedule.html?year=2024&council_id=28&schedule_id=6
(二人の議員の反対討論は議案83号の録画をご覧ください)

伊豆市議選挙公示前に配布された日本共産党発行の「伊豆だより」には以下のように書かれています。

私はこれまでの28年間の議員活動では、何よりも市民のくらしを最優先することを大切にしてきました。
私は議席を失ってからの4年間、議会の傍聴を続けてきましたが、最近、傍聴していて驚くことがありました。それは、今議会の最終日議員報酬(給与)を1ケ月4万円引き上げる議案が賛成多数で可決されたことです
これまでの議会では、「30代、40代の子育て世代や女性が立候補しやすいように」することが報酬引き上げの理由としていたのに、肝心かなめの市民に知らせ意見を聞くこともありませんでした。先に決めた議員定数で『身を切る改革』と言っていたことと矛盾していないでしょうか」
(木村健一)












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2024年10月14日

伊豆市議選挙の検証 伊豆市議会「行政のチェック機能」の放棄  その1 新中学校建設事業

伊豆市議選挙がスタートしました。
市民の命と生活にとって非常に大切な伊豆市議会の現状をお知らせします。
市議会議員を選ぶ参考にしていただければ幸いです。

修善寺中学校、天城中学校。中伊豆中学校と統合して建設される伊豆市新中学校は来年4月の開校を目指して建設が進んでいます。
新中学校建設について 2023.1.7 静岡新聞は以下のように報道していました。伊豆市議会は6日、臨時会を開き、修善寺、中伊豆、天城の3中学校を統合する新中学校の建築工事請負契約の締結案など3議案を原案通り可決した。 契約金額は52億4700万円。延べ床面積約9900平方メートルの2階建て校舎や体育館の建設、グラウンド造成などを行う。敷地面積は約3・8ヘクタール。新中学校は2025年4月に開校する。

この報道から1年半以上経過していますから若干の変更はあるかもしれませんが大きな変化はないと思います。写真は今建設中の伊豆市新中学校の建設現場です。

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目を見張るほど大きな新中学校です。想定される生徒数は、450人ほどで15クラスとのことです。新中学校建設については新築ではなく、現在の修善寺中学校を改修して使用したらどうかとの案も出され、伊豆市議会では大激論の上で日向地区に新中学校を建設することになりました。

私は新中学校建設現場を見て通るときいつも思います。人口が28000人も割ってしまった小さな自治体が「こんな大きな中学校を膨大な税金を使って造ってどうするのだろうか」と伊豆市民ならご承知のように伊豆市の人口は激減しています。人口減少の大きな要因は自然死ですが、出生数の減少も大きな要因となっています。

グラフで見る伊豆市の出生数の推移https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001022222/18

2021年には105人だったものが2022年には84名に、2023年には78名に激減しています。2024年には70名強くらいになるのではないかと推測できます。この数には土肥地区も含まれていますから、新中学校区になる修善寺地区、天城湯ヶ島地区、中伊豆地区の出生数合計は70名を割ってしまう可能性があります。この出生数70名が今後の変化がないと仮定して、2024年に生まれた新生児が中学生になる12年後から14年後の中学生の数は70×3=210名です。建設中の中学校の定員は450名ですから定員の46.7%しか生徒がいなくなる計算です。およそ半分の教室が使われなくなる可能性があるのです。(教科教室などがあるので実際はそうならないでしょうが)

大きな建物を作れば運営・維持費もそれなりにかかります。伊豆市は使われなくなった公共施設の統廃合を進める一方で、それに輪をかけるような新たな公共施設を次々と造っています。それは菊地市長が市当局と協議して行っているのではなく、伊豆市議会の議決があってのことです。

それでは伊豆市議会で新中学校建設を審議・議決したときに新中学校の10年後、20年後を見据えた議論がされたでしょうか。私は今までずいぶん議会傍聴を行ってきましたが、こうした議論の記憶はありません。

新中学校の隣に「修善寺東こども園」があります。ここも開園当時から定員の半分ほどしか園児はいません。この修善寺こども園建設事業の議会の審議・議決の時も定員割れの議論がされた記憶はありません。

今が良ければいいのでしょうか。伊豆市議会が行政のチェック機能を「放棄」しているのではないか、次からシリーズでいくつかの例を挙げて検証して行きます。
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2024年10月13日

13日から伊豆市議選スタート 菊地市政への「批判の火」を消さないで

伊豆市議会議員選挙は10月13日公示、20日投開票で激しい(?)選挙戦が行われます。
今議会選挙からから定数が16名から2減となりました。定数14名に対し候補者は15名というここ数回の選挙では立候補者が少ない選挙となりました。
15名のうち現職は12名です。

現職立候補予定氏名です。

 青木 靖氏(61)
 浅田 藤二氏(60)
 飯田 大氏(73)
 黒須 淳美氏(68)
 小長谷 順二市(62)
 下山 祥二氏(69)
 鈴木 優治氏(74)
 波多野 靖明氏(48)
 間野 みどり氏(71)
 三田 忠男氏(72)

以上 会派・IZU未来所属

 小川 多美子氏(75)

 会派 伊豆クラブ

元職立候補予定者は2名です

  木村 建一氏(78)
  森 良雄氏(80)

新人立候補予定者は2名です

  古谷 弘氏(64)
  尾垣 和則氏(66) 公明党

現職立候補者11名のうち10名は菊地市政与党の会派・ZU未来所属でこの4年間菊地市長提案の議案すべてに全員賛成してきました。
現職の小川多美子氏は会派・伊豆クラブ所属で是々非々の立場でした。
公明党前職の杉山氏はIZU未来所属でしたから新人の尾垣氏もそうなる可能性が高いでしょう。
元職の木村氏と森氏は議員時代には菊地市政とは距離を置き、菊地市政を厳しく批判してきました。
新人の古谷氏はどのような方は存じません。

現状、なんでも賛成の議員が多数を占める伊豆市議会は、議会の主な役割である「行政のチェック機能」は無きに等しいものとなっています。
今回の立候補者の名簿を見ると、選挙結果次第では定数14のうち12を超える菊地市政の与党という異常事態の可能性が大きくなりました。
今以上に菊地市長と議会の一体化が進む可能性が大きくなるでしょう。

大型公共事業中心の土建市政のもとごみ焼却場、新中学校と広域避難所、土肥の複合避難タワーなどがこの4年間に次々と建設されています。
しかし、膨大な税金を使って新しい建物が建設されても伊豆市の人口減少は本当に深刻なものとなってきています。もはや人口は28000人を割ってしまいました。
公共事業中心の土建政治が住民福祉向上や人口減少対策に役立つ時代はとっくに過ぎ去っているのに過去の幻影にとらわれている菊地市長の失政であることは明らかです。

私たち市民の命と暮らしを守るために今回の選挙は本当に大切なものです。
議会の大きな役割である「行政のチェック機能」がさらに形骸化されるのを防ぐには菊地市長に対し厳しく批判できる議員が絶対必要になってきます。
菊地市政への「批判の火」を消さないように市民の賢明な選択が今こそ求められているのではないでしょうか。



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