現在開催されている伊豆市議会6月定例会の行政報告で菊地市長は以下のように歩述べました。
8・公共施設再配置計画について
将来にわたる持続可能な公共サービスの提供を目指し、公共施設の適正化を推進するため、市民説明会やパブリックコメントなどを経て、さる3月に「公共施設再配置計画」を策定しました。
今後は、本計画で定めた「再配置に向けた基本的な方針」に基づき、用途廃止した施設や民間貸付している施設を含め、個別施設ごとに実行計画を推進してまいります。特に、用途を廃止するなどの際には、市民の皆様や利用者への丁寧な説明を行い、施設の量、質、コストの最適化に向けて取り組んでいきます。
これを受け鈴木正人議員は以下のような質問を行いました。
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この中で
1・修善寺老人憩の家の在り方の検討結果
2・旧天城支所移転に伴う民間業者と交わした「覚書」に基づく「旧天城湯ヶ島支所等の施設全体の売却に向けた協議」について
の2項目を中心に質疑を記します。
まず、修善寺老人憩の家問題です
鈴木議員の質問通告に対しての当局の回答です
担当課長・大広間利用の4団体に同様な機能を持った施設での検討をお願いしている。利用団値が少なく限定しているため今年度中に老人憩の家としての用途は廃止を考えている。
鈴木議員・コロナ問題も収束し市民との対話がし易い環境となった。今年度中に廃止の結論を出すというが、対話の場所を宇来る予定はないか
担当課長・利用4団体との協議は続けていく
鈴木議員・市民から以下のような意見があった。市民説明会での当時の担当部長の説明を当局は把握しているか、また具体的な検討をしてきたのか、これから検討する用意があるのか
(市民から鈴木議員に向けた意見)
修善寺憩の家の入浴施設の廃止についての市民説明会では、担当部長から以下のような説明があったと記憶している
「修善寺憩の家の温泉施設を利用しているのは、熊坂など近隣の市民がほとんどである。税金を特定の市民のために使うのでなく。伊豆市民全体に使うことが求められている。ここの入浴施設を廃止するとともに、全市民対象の市入浴施設利用への何らかの施策を考えていく。例えば、近隣の伊豆温泉村での割引や湯の国会館における市民への何らかの便宜供与などを今後検討していく」
こうした市民説明会での説明を当局は把握ているのか、そして何らかの検討をしているのか。
担当課長・近隣の施設の入会金免除について企業に協力をお願いし、代替施設として証明書を渡していく、と聞いている。今後のことは考えていない。
驚きの答弁です。
それでは、「修善寺老人憩の家」問題とは何だったのか、ご存知ない方も多いと思いますので次回に過去のブログからふり返ってみます。