2023年09月08日

令和4年度決算の成果と総括的な所感 菊地市長答弁

現在開催中の伊豆市議会9月定例会・一般質問で三田忠男議員は「令和4年度決算を踏まえた来年度予算の編成方針を質問しました。予算編成については省きます。

三田議員

令和4年度決算の成果と総括的な所感を伺います

菊地市長

令和4年度は新市建設のほぼ全部が事業化され当初のスケジュールより数年の遅れはあるもの伊豆市としての整備すべき施設や機能の実現がみえるようになった。これらの想定している機能を十分発揮させ、市民生活の充実という最終的な目的達成のため事業に集中する体制整いつつあると考えている。

市民の幅広い声を聞くと、現時点で多くの市民市民が次のような不安と懸念を感じていると思う
1・合併特例債を使い切り将来の投資財源をどのように確保するのか
2・公共施設をどのように整理していくのか
3・コロナ感染が収まりつつある中、労働力不足が顕在化している。将来にわたりいかに労働力を確保できるか
4・病院移転・新築など喜ばしい中、必要な診療科が不足している。小児科など不足しているものをいかに確保するのか
5・修善寺地区小学校の再編成をどう進めるのか。伊豆・天城、土肥の小学校をいかに維持するか
6・路線バスの運行減少と料金の値上げがあり、高齢化の進行中で高齢者の買い物・通院をいかに確保するか

とても難しい課題であるがここが知恵の発揮しどころと考え過去の延長線上にはもう将来が無いことを覚悟し、地域と行政が垣根を超えた仕組みを構築することにつとめる。


この質疑についてのコメントはしませんが、幅広い市民の声を聞いた結果としての市長の所感を伊豆市民の皆さんはどう感じられるのでしょうか。
2の公共施設の整理についてですが、旧天城湯ヶ島支所役所跡の減額譲渡などについては、後ほど本会議や委員会での議論をもとに詳しく解説していきます。
posted by イズノスケ at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊豆市議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月05日

鑑定価格1.1億円に対し減額譲渡1100万円 旧天城湯ヶ島支所庁舎など 

現在開催中の伊豆市議会9月定例会には以下の議案などが上程されています。
市議会での議論内容は、議案質疑や委員会質疑を聞きながらこれから詳しく説明していきます。

今回は注目される上程される3議案を記します。

1・財産の減額譲渡について

 (1) 建物の名称

・旧天城湯ヶ島支所庁舎  (延べ床面積 1952u)
・旧天城保健福祉センター (延べ床面積 2408u)
・旧車庫 (延べ床面積 120u)
・旧防災倉庫 (延べ床面積 349u)
・合計(延べ床面積 4829u)

(2)鑑定評価額 110.726.000円 
(3)譲渡の方法 随意契約による市有財産売買契約
(4)契約の相手先
  住所 千葉県松戸市栗山543番地の2
  氏名 株式会社 グランバー
  代表取締役 大川浩嗣
(5)譲渡価格 11.000.000円

2・財産の取得

(1)財産の表示 
  達磨山観光施設(レストハウス ロッジ キャンプ場 その他付帯施設
(2)取得方法 随意契約
(3)取得価格 49.610.000
(4)契約の相手相手方 静岡県知事 川勝平太

3・伊豆市議会及び伊豆市長選挙による選挙運動の公費負担に関する条例

1条 選挙運動用 選挙ビラ ポスターの公費負担
2条 選挙運動用自動車車無料使用
  (1)当契約が一般乗用旅客自動車との運送契約の場合(2台以上の場合1台)
     1台の使用に対し支払うべき金額 上限64.500円
  (2)当契約が選挙運動用自動車の借り入れ契約(2台以上の場合1台)
     1台 上限16.000円 
     選挙用自動車の運転業務に対し報酬 上限 1.2500円
 
 ・選挙ビラの作成 無料 ビラ1枚当たり作成単価 7円73銭
 ・選挙ポスター無料 1枚当たりの作成単価 541円31銭×掲示板
  
  

posted by イズノスケ at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊豆市議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月02日

西武 そごう労組のストライキ

以下はネットで見つけた、西武 そごう労組のストライキについての記事の要約です。
私も、この記事に同感です。
私がある大手小売業に勤務していた頃、労働組合で労働者の権利を守り、賃金をアップするため労組活動に参加しました。
当時は経済が大きく拡大するなかでの組合活動でしたから、経済が停滞し、労働運動も停滞している現在とは、大きな違いがあると思います。

外資系ファンドに売却され、将来の雇用が保証されない厳しい状況を打破するために頑張っている西武 そごう労組のストライキは、停滞している労働運動に新しい風を起こしてくれたと思います。
働く人たちの生活と権利を守る為、頑張って欲しいと思います。


これからがネットの記事です。

池袋西武デパート本店のストライキが行われた。
 ネットを見ると、 そごう西武労組に支援・連帯の書き込みが多い。
 マスコミも、友好的な報道多い。
私はこのストライキを歴史的なストライキと考えています
昔は、高度成長期にストライキはイッパイ有りました。
みんな「迷惑だな・・・でも仕方無いか」と言う消極的な支援と思う。
 個人生活に張りも有ったし、未来も有った、
 そんな高度成長時代のストライキでした。
 資本と労働者の対立は有りましたが、今より緩かったと思います。

 今回の池袋西部デパートのストライキは、当時と社会環境が全く違います。
30年の不況です。みんな生活が苦しいのです。
そして、私達労働者はファンド等巨大資本にとっては、雇用どころか、住まいも食も命もドウでもいいのです。
 つまり、資本と労働者、独裁と人権の対立が先鋭化しています。
 この先鋭化の先駆けのストライキと感じます。
 だから、私達の先鞭としての支持が多かったと思います。
 今後、ストライキも徐々に増えるでしょう。
 デモも増えるでしょう。
 弾圧も厳しくなるかも分かりません。
 その、歴史の先駆けとしてのストライキとして歴史に残ると思います。
 
 そごう西武労組の仲間へ、
 ご苦労さまでした、
 ありがとう。このストライキ、忘れません。

posted by イズノスケ at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする