今日午後2時から衆議院で倫理審査会がようやく開催されることになりました。
開催までの与野党の攻防は「訳のわからない演劇」を見ているようでした。
ここ数日の自民党の対応を見ていると、国民の怒りを本当に理解できているのだろうかと思います。
巨額な裏金を隠し続け、ばれたら収支報告書を訂正すればいいだろうと開き直り続け、追い詰められた挙句、政治倫理審査会での完全非公開を主張、その後二転三転し、結局岸田首相の公開を前提とした出席表明で、さらに追い詰られての今日からの完全公開での開催。
ウソを言っても処罰されない政治倫理審査会で疑惑議員から新たな説明が出てくる可能性は少ないでしょう。大騒ぎをしたうえでの「茶番」になる可能性もあるとは思いますが、テレビ報道から見ることができる疑惑議員の言動から「この議員は真実を語っているのか、ウソを語っているのか」を私たちは見抜けることはできると思います。そのためには野党議員の追及の力量が問われています。
質問に立つ「野党議員」頑張ってください。
次は、今回政治倫理審査会出席を逃れることができた多くの自民党議員も国民の前で説明責を果たしてもらいましょう。
2024年02月29日
2024年02月23日
天城山系守る講演会 シカ捕獲 、植生保護
伊豆地区の16クラブが所属するライオンズクラブは21日、天城山系の環境を守ることを目的とした講演会を伊豆市民ホールで開催しました。
県自然保護課の渡辺さんは「伊豆地域におけるニホンジカの捕獲の取り組みで生息数がピーク時の6割ほどに減少している」と語りました。
天城ブナを語る会代表の山口さんは「天城山の森林生態系の将来像を展望する」をテーマに講演しました」
天城山には天城シャクナゲなどの希少な固有種がみられる一方、シカの食害や、登山客の増加などによる影響で天城山系は荒れ果てていることを過去の写真と現在の写真を見比べて説明しました。天城山系の荒廃は伊豆半島の自然災害の危険性を増大するとともに、天城山系からの栄養豊富な水により豊かな漁場を培っている伊豆半島の漁業にも大きな影響を及ぼしてきている」と危機感を語りました。
登山を趣味としてきた私は、天城山系も数えきれないほど登りましたから山口さんの言われていたことはよく理解できました。
日本百名山として有名な天城山には全国からたくさんの登山者が訪れているのに、どうして登山道が荒れるに任せているのだろうと疑問に思っていたことが今回の講演会で解けました。
天城山を所管する環境省は荒れ果てた山系を修復する予算がないために、自然保護団体が危険な個所を指摘してもほとんど修理してもらえない。してもらえることは危険個所にロープを張って入らないようにするだけだ。また、現在、は山口さんたちのように自然を守ろうと活動している団体が天城山系を守る活動を禁止しているため、手も足も出ない状況に陥っている、とのことです。
伊豆半島の80%ほどを占める山林が荒廃しきっている状況では、2035年までには確実に発生するという南海トラフ巨大地震において甚大な被害が発生するだろうことは、能登半島の地震を見ても容易に想像できます。
軍事費を今後5年間で40兆円も使う事よりも、私たちの生活する基盤整備や山林保護に使うお金を増やすことで大地震発生における被害を減らし、結果として復興費を減少できるのではないかと思います。
大自然に囲まれている生活している私たちこそがこうした状況に危機感をもち、政府や自治体に自然保護を守るための政策の策定を訴えていくことが大切ではないでしょうか。
2月22日 伊豆日日新聞
img20240222_17202136.pdf
県自然保護課の渡辺さんは「伊豆地域におけるニホンジカの捕獲の取り組みで生息数がピーク時の6割ほどに減少している」と語りました。
天城ブナを語る会代表の山口さんは「天城山の森林生態系の将来像を展望する」をテーマに講演しました」
天城山には天城シャクナゲなどの希少な固有種がみられる一方、シカの食害や、登山客の増加などによる影響で天城山系は荒れ果てていることを過去の写真と現在の写真を見比べて説明しました。天城山系の荒廃は伊豆半島の自然災害の危険性を増大するとともに、天城山系からの栄養豊富な水により豊かな漁場を培っている伊豆半島の漁業にも大きな影響を及ぼしてきている」と危機感を語りました。
登山を趣味としてきた私は、天城山系も数えきれないほど登りましたから山口さんの言われていたことはよく理解できました。
日本百名山として有名な天城山には全国からたくさんの登山者が訪れているのに、どうして登山道が荒れるに任せているのだろうと疑問に思っていたことが今回の講演会で解けました。
天城山を所管する環境省は荒れ果てた山系を修復する予算がないために、自然保護団体が危険な個所を指摘してもほとんど修理してもらえない。してもらえることは危険個所にロープを張って入らないようにするだけだ。また、現在、は山口さんたちのように自然を守ろうと活動している団体が天城山系を守る活動を禁止しているため、手も足も出ない状況に陥っている、とのことです。
伊豆半島の80%ほどを占める山林が荒廃しきっている状況では、2035年までには確実に発生するという南海トラフ巨大地震において甚大な被害が発生するだろうことは、能登半島の地震を見ても容易に想像できます。
軍事費を今後5年間で40兆円も使う事よりも、私たちの生活する基盤整備や山林保護に使うお金を増やすことで大地震発生における被害を減らし、結果として復興費を減少できるのではないかと思います。
大自然に囲まれている生活している私たちこそがこうした状況に危機感をもち、政府や自治体に自然保護を守るための政策の策定を訴えていくことが大切ではないでしょうか。
2月22日 伊豆日日新聞
img20240222_17202136.pdf
2024年02月19日
岸田内閣支持率 14%、不支持率82% 毎日新聞
毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施しました。岸田内閣の支持率は、1月27、28日実施の前回調査(21%)より7ポイント減の14%で2カ月ぶりに下落し、岸田政権発足以来最低となりました。岸田内閣の支持率が20%を切るのは、昨年12月以来2度目。不支持率は前回調査(72%)より10ポイント増の82%です。
裏金問題での岸田首相の他人事のような答弁には呆れかえりました。自民党の自浄能力の欠如は救いようがありません、
まあ、当然の結果でしょうね。
2024年02月18日
派閥指示・秘書のせい…言い訳オンパレード 「裏金」聞き取り報告書
自民党が15日発表した派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る聞き取り報告書、完全に国民をなめているとしか思えません。
今後、政治倫理審査会を開いても、今までと同じ言い訳をして済ませてしまえばその先はもううやむやになり、国民もそのうち忘れてしまうだろう。
そんな思惑が見えたしまう岸田政権の態度ですが、今度ばかりはそうならないようにしなければならないと思います。
毎日新聞 2024/2/16
「不明朗な金銭だと思い手を付けずに保管していた」「派閥の指示から外れたことはできない」「秘書のせい」――。自民党が15日発表した派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る聞き取り報告書には、裏金を受け取った議員らの「言い訳」が延々と記されていた。実名では支障があると思ったのか、発言は全て匿名とされた。
報告書によると、派閥からパーティー収入のキックバック(還流)などで裏金を受けていた安倍派と二階派の議員・支部長計85人のうち、39人が現金のみで管理していた。銀行口座管理は30人、現金及び銀行口座は12人、不明は4人だった。現金の保管場所は「事務所の金庫」「鍵のかかった事務所の引き出し」「専用の箱」などだったという
また85人のうち、裏金を「使用していなかった」と答えた人は31人に上った。このうち13人は「不明朗な金銭だったから」との趣旨を回答。「気持ち悪いと思っていたので使わなかった」「秘書が使うと危ないと考えて、受領した現金をそのまま保管していた」「『裏金』みたいなものではないかと思い、全額残した」などとの声も付記された。
これらの証言に基づけば、かなりの数の議員らが還流資金などの危険性を前々から認識しつつ、具体的な是正の動きにはつなげられなかったことになる。「派閥に返金しようとしているが、まだ手続きが分からないと言われているので早く決めてほしい」との発言も紹介された。
一方、裏金を「政治活動費以外に用いた」「違法な使途に使用した」と答えた人は一人もいなかったという。
調査対象となった5年間の1人当たりの裏金額は、最高で3526万円。101万円以上は67人に上る。議員事務所の実情をよく知る自民関係者は取材に対し、多額の現金保管は一般的ではないとした上で「領収書がなくてまともな収支報告書の訂正ができず、現金で持っていたことにする事務所があったとしてもおかしくない」と述べた。政治資金は原則非課税だが、仮に私的利用があった場合「脱税」の疑惑がかかる。自民関係者は「現金なら後でいくらでも帳尻を合わせられるから」とも語った。
報告書には、収支報告書に記載してこなかった理由について「派閥から記載するなと言われたものを記載するわけがない」「派閥のルールを踏襲したとはいえ、言われるままに唯々諾々と、自分でリーガルチェックせずに来てしまったことは申し訳ない」といった発言も紹介された。「派閥の上に立つ人間が責任をとらないといけない」など、派閥幹部の責任を追及する声も多数記された。
併せてこうした発言も載せられた。「秘書の『大丈夫です』という言葉のみで済ませていたことは良くなかった。今後はより透明性を持たせなければならない」【宮島寛】
今後、政治倫理審査会を開いても、今までと同じ言い訳をして済ませてしまえばその先はもううやむやになり、国民もそのうち忘れてしまうだろう。
そんな思惑が見えたしまう岸田政権の態度ですが、今度ばかりはそうならないようにしなければならないと思います。
毎日新聞 2024/2/16
「不明朗な金銭だと思い手を付けずに保管していた」「派閥の指示から外れたことはできない」「秘書のせい」――。自民党が15日発表した派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る聞き取り報告書には、裏金を受け取った議員らの「言い訳」が延々と記されていた。実名では支障があると思ったのか、発言は全て匿名とされた。
報告書によると、派閥からパーティー収入のキックバック(還流)などで裏金を受けていた安倍派と二階派の議員・支部長計85人のうち、39人が現金のみで管理していた。銀行口座管理は30人、現金及び銀行口座は12人、不明は4人だった。現金の保管場所は「事務所の金庫」「鍵のかかった事務所の引き出し」「専用の箱」などだったという
また85人のうち、裏金を「使用していなかった」と答えた人は31人に上った。このうち13人は「不明朗な金銭だったから」との趣旨を回答。「気持ち悪いと思っていたので使わなかった」「秘書が使うと危ないと考えて、受領した現金をそのまま保管していた」「『裏金』みたいなものではないかと思い、全額残した」などとの声も付記された。
これらの証言に基づけば、かなりの数の議員らが還流資金などの危険性を前々から認識しつつ、具体的な是正の動きにはつなげられなかったことになる。「派閥に返金しようとしているが、まだ手続きが分からないと言われているので早く決めてほしい」との発言も紹介された。
一方、裏金を「政治活動費以外に用いた」「違法な使途に使用した」と答えた人は一人もいなかったという。
調査対象となった5年間の1人当たりの裏金額は、最高で3526万円。101万円以上は67人に上る。議員事務所の実情をよく知る自民関係者は取材に対し、多額の現金保管は一般的ではないとした上で「領収書がなくてまともな収支報告書の訂正ができず、現金で持っていたことにする事務所があったとしてもおかしくない」と述べた。政治資金は原則非課税だが、仮に私的利用があった場合「脱税」の疑惑がかかる。自民関係者は「現金なら後でいくらでも帳尻を合わせられるから」とも語った。
報告書には、収支報告書に記載してこなかった理由について「派閥から記載するなと言われたものを記載するわけがない」「派閥のルールを踏襲したとはいえ、言われるままに唯々諾々と、自分でリーガルチェックせずに来てしまったことは申し訳ない」といった発言も紹介された。「派閥の上に立つ人間が責任をとらないといけない」など、派閥幹部の責任を追及する声も多数記された。
併せてこうした発言も載せられた。「秘書の『大丈夫です』という言葉のみで済ませていたことは良くなかった。今後はより透明性を持たせなければならない」【宮島寛】
2024年02月16日
河津町・河津さくらが見頃です
13日、河津町・河津さくら祭に行ってきました。
渋滞を避けるため8時過に出席したおかげでスムースに会場につくことができましたが、早くも駐車場は満車のところも。
快晴、無風で2月とは思えない暖かさの中、堤防沿いの遊歩道を咲き誇る河津桜を見ながらゆっくりと散策しました。
満開に近い美しい桜のトンネルの下をそぞろ歩きするたくさんの観光客。
至るところから中国語が聞こえてきます。台湾からの観光客が多いと言われています。
遊歩道沿いには、地元の海産物や美味しそうな食べ物を販売する露店がびっしりと並び観光客が楽しそうに笑顔で購入していました。
帰りは12時過ぎになりました。駐車待ちの車がびっしり並び、周辺の道路も大渋滞。
伊豆市方面に向かう国道136号線天城トンネを過ぎても渋滞が続いていました。
今週の週末はどうなることでしょうね。