私は、3月3日から11日まで岩手県の被災地へのボランティアに参加してきました。
静岡県ボランティア協会が募集している災害ボランティアで、今回は43次隊10名。岩手県遠野市ボランティア支援センター「遠野まごころ寮」を拠点にして被災地や仮設住宅を訪問してのボランティア活動を行ってきました。
私たちボランティアが11日に陸前高田市・上長部地区で開催された追悼行事に参加してきた報告をいたします。
陸前高田市は大津波から残った「一本松」で全国的に知れわたった街です。陸前高田市・上長部地区は一本松から車で10分ほど奥に入った地域です。60数軒のうち20軒を残しすべて流されました。そして15名の尊い命が奪われました。
午後2時46分、地元住民と参加した100余名のボランティアは全員手をつなぎサイレンの合図とともに黙祷をしました。
私も被災した女性と手を結び黙祷をしました。40軒以上の家が無くなり、平地となってしまった上長部地区、そしてバスの中から見てきた被災地の姿、そして仮設住宅で被災者から聞いた、生々しい津波の実態が頭の中でフラッシュして嗚咽が止まりませんでした。会場のあちこちからもすすり泣きの声が聞こえてきました。
こんな悲惨なことは2度と起こしてはいけない。
静岡県だっていつこんな状況になっても不思議ではない。
その為には私たちは何をしなければならないのか。そこで学び、感じたことはこれから少しずつ紹介していきます。
二つの写真で慰霊碑の全文を読んでください
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