2012年05月10日

話題の映画「我が母の記」を観てきました・・・天城の美しい自然がいっぱい出てきます。

ゴールデンウイーク中、話題の映画「我が母の記」をみてきました。

主人公の「耕作」は少年時代、現在の伊豆市天城湯ヶ島の「おぬいばあさん」のもとに預けられます。

「母親に捨てられた」と思っていた耕作は認知症になった母親と暮らす中、母親のことを少しずつ理解していきます。そして母親が死んだあとその真相を知ります。

感動的な映画でした。

私は映画を見ながら、自分の母親のことを思い出しながら涙が止まりませんでした。

まだ母親が健在だった頃、帰省するとたくさんの料理を作って出迎えてくれました。

お腹がいっぱいになっても「もっと食べろ、もっと食べろ」としつこく勧めてくれたものです。

そんな母も認知症になりました。どんどん進行していく認知症。ついに息子が誰かわからなくなりました。

ある時、母と温泉に行きました。妻も一緒でした。

昼食どき、母は自分の分を半分残し、私に食べろと勧めたのです。

老人施設に預けられていた時、訪ねていくと「お前に上げるものがないんだよと」済まなさそうに言っていたことも思い出します。

この映画は「子を想う母親」の愛情とはこんなものだったのかを再認識させてれました。

私も父親ですが、とても母のような真似はできません。

そんな母はもういません。

天城湯ケ島の「滑沢渓谷」や中伊豆の「わさび田」などの美しい自然とともに描かれる素晴らしいこの映画、是非ともたくさんの方々に観てもらいたいと思います、

「わが母の記」公式サイト
http://www.wagahaha.jp/







posted by イズノスケ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 私事ですが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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