私はスポーツ番組はあまり見ないのですが、その例外の一つがフィギアスケートです。
12月21日〜23日に開催された全日本日フィギア選手権は感動的で、素晴らしいものでした、
女子で1位でオリンピック代表となったなった鈴木明子選手は28歳、辛くもオリンピック代表に滑り込んだ高橋選手は27歳。
フィギュアスケートの世界では10代の選手が主力の中、こうしたベテラン選手が力強い、感動的な演技を見せてくれました。
高橋選手は大会直前の怪我で足に力が入らずショートで失敗し、もう絶体絶命になってもフリーで果敢に4回転ジャンプに挑戦していったその挑戦する気持ちが私たちの感動を呼び起こしました。
オリンピック代表発表のとき、高橋選手の名が呼ばれた瞬間の会場の大きなどよめきと拍手は、そうした私たちの気持ちを代弁してもらえたものでした。私も本当にうれしかったです。
鈴木選手の演技もどちらも素晴らしかったし感動的でした。鈴木選手も最近まで不調にあえぎ、もうだめだとあきらめかけていた時、母親が「私のために滑って」と語った言葉に発奮してこの大会に臨んだそうです。
競技生活の中では決して若くないこの二人の活躍は「挑戦する心」の大切さを私たちに教えてくれました。
人間はいくつになっても夢を追い続けることが心身をはつらつとさとし、若々しさを維持していく為に大事なのだと、この二人から教わりました。
青春とは年齢や体力だけを指すのではなく「心の持ちよう」だと誰かが語っていました。
いくつになっても目標を持ち、その実現のために果敢に挑戦していくことに「生きていく価値」を持ち続けていきたいと思うのです。
2013年12月26日
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