伊豆新聞・伊豆日日版 2017年09月14日報道です

県東部14市町の子育て支援策などをまとめたガイドブック
■14市町の支援策紹介
県東部支援局は管轄する14市町と協働し、移住・定住を促すためのガイドブック「子育てするなら静岡県東部に住もう」を作製した。前年度のリーフレットに続く第2弾。地域の人口減少に歯止めをかけるため、首都圏への通勤・通学が可能で、子育て支援策や住宅支援策などが充実していることをPRしている。
A4判、オールカラーの32ページ。各市町の人口や学校、医療機関などの数が分かるデータ、首都圏に通勤・通学できることを示す地図などを紹介している。富士山の画像を多く用いることで静岡県のイメージを強調し、各市町のウェブサイトに直結するQRコードも掲載した。
子育て支援策は「多子世帯の保育料軽減)(熱海市など)、「全保育所での休日保育実施」(伊東市)、「出産準備手当」(伊豆市)、「産後ケア事業」(熱海市、伊豆市など)、「第3子保育料無料」(伊豆の国市)などを掲載。住宅支援、医療支援、通勤・通学支援、就職支援策なども紹介した。
同支援局は「昨年のリーフレットはハンディータイプで好評だったが、今回は情報量を増やした。移住・定住促進対策は継続が大事なので、絶え間なく取り組みたい」と話した。
8千部を作製。東京都内にある「ふじのくにに住みかえる静岡県移住相談センター」「静岡U・Iターン就職サポートセンター」「移住・交流情報ガーデン」や県東部の県出先機関、14市町で配布している。
【写説】県東部14市町の子育て支援策などをまとめたガイドブック