修善寺東こども園の建設は6月開園を目指して進んでいます。
修善寺東こども園建設は、文教ガーデンシティ構想の中に組み込まれていました。しかしこの構想の頓挫により白紙に戻りました。
しかし、現在のこども園は古く、狩野川の浸水の危険がある為、新しく造って欲しいとの地元の人たちから建設推進の要望が出され、市議会も受けて建設を決定したのです。
現在の修善寺東こども園の園児数は69人です。
しかし新設が進んでいる新修善寺こども園の定員は150人と2倍以上の定員です。
建設場所は伊豆市門加殿地区です。この周辺にそんなに多くの園児がいるのでしょうか。
伊豆市にある公営と私営のこども園等の利用状況は以下の表です。
土肥こども園 定員125名 利用人数38名
修善寺保育園 定員70名 利用人数67名
認定こども園あゆの里(私立) 定員170名 利用人数158名
熊坂こども園 定員124名 利用人数66名
天城認定こども園(私立) 定員150名 利用人数121名
なかいず認定こども園(私立) 定員156名 利用人数121名
修善寺東こども園 定員150名 利用人数69名(現在)
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現在でも定員割れしている各施設、さらに150名定員の修善寺東こども園ができた時、更なる定員割れが生じることは確実です。
伊豆市は人口減少が激しく、昨年の出生数は100人を割ってしまいました。土肥地区を含めて100名ですから、土肥地区を除けば80人くらいです。
新たに生まれてくる80名位の児童が1年後から上記のこども園や保育園に分散して入園していくのです。各施設がどのような状況になるのかお分かりでしょう。
今まで、新ごみ処理施設事業、新中学校建設事業、こども園事業の現状を解析してきました。
新ごみ処理施設でも、新中学校でも、新こども園でも伊豆市の身の丈にあった施設ならもっと縮小した計画ができるのです。
しかし、いずれも現状から大幅に水増した施設を造ろうとしているのです。
それは何の為でしょうか。
「誰かが建設したい」から「身の丈に合わない建設をする」としか理解できません。
その財源は合併特例債という借金です。菊地市長は合併特例債は国から交付金として戻ってくるから有利な借金であり、伊豆市民の負担は少ないとしています。
しかし、今述べてきたように、伊豆市の身の丈に合わない無駄な大型公共事業を次々と造ったり計画しながら、伊豆市民の負担は少ないという菊地市長を伊豆市民はまだ信じるのですか?
上記の3施設を伊豆市の現状に合わせた規模の施設にすれば借金は大幅に減少するのです。
そうした大型公共事業に向けた事業費を削減し、市民の福祉や生活に直結する事業に投資することが今求められています。
例えば、伊豆市の学校給食費を無償化しても約1.2億円で済むのです。
新中学校建設のための64億円をこうした市民生活の為につかえば、どれだけ多くの事業ができるのか理解していただけることでしょう。
菊地市長は今後10年でさらに大型公共事業中心に270億円も税金を投入する計画をしています。
伊豆市長選挙は大型ハコモノ事業中心の市政なのか、市民生活重視の市政なのか、伊豆市民の選択が迫られています。
伊豆市民の選択肢は市民生活重視の市政しかないと私は思います。
これからの伊豆市政、そして伊豆市民の生活を守るために、皆様の賢明なる選択をおねがいいたします。
コメントありがとうございました。
それでは障がい児施設の定員は何人か知っていますか。
それを調査してから再びコメントしてください。
お待ちしています。
>もっと調査をしましょう。さん
>
>東こども園は、こども園+障害児施設の併設ですよね、大きくなって当然でしょう。