2020年04月21日

伊豆市長選挙・菊地豊氏4選・・・伊豆市民は借金地獄への選択

4月19日に投開票された伊豆市長選挙は菊地豊氏が4選を果たしました。
コロナウイルスの影響で選挙戦は従来と全く違う展開を見せました。

菊地豊氏は鈴木正人氏に政策論争を呼びかけました。
大きな争点は新中学校建設問題と伊豆市財政の2つでした。しかし、菊地氏は選挙戦に入ると、自ら仕掛けた政策論争にはほとんど触れず「、コロナ対策は危機管理の専門家である私に任せて欲しいと」、争点隠しを徹底しました。
見事にコロナを選挙戦に利用したのです。
伊豆市民は見事に騙されましたね。

伊豆市民は伊豆市政の借金地獄への道を選択しました
これから菊地市長は、新中学校建設をはじめとする、今後10年間で240億円にも及ぶ公共事業、ハコモノ事業に邁進していくでしょう。もちろんその財源は借金です。その借金の返済額がピークとなる10年後の2028年には約29億円を借金返済に充てなければならなくなります。現在の伊豆市の自主財源が40数億円ですからその金額の大きさがわかると思います。
人口減少が毎年500人が続いたとして、10年後伊豆市人口は2万5千人程となります。その結果一人当たりの借金返済額は現在のおよそ2倍の一年11万6千円に膨れ上がる可能性があります。

コロナの影響で内外の経済は大打撃を受けました。特に観光業が基幹産業である伊豆市にとっては致命的な打撃となっています。
今後、さらなるハコモノ事業への投資が可能となるのか、それは誰にも分りません。
しかし、菊地氏は支持母体である土木・建設に対する約束を反故にはできない為に、大型ハコモノ行政に邁進していかざるを得ないでしょう。

伊豆市民は自らが選択した道により、安心安全、そして暮らしよい伊豆市への道を閉ざしてしまったと私は思います。
その先には市民が必要とする行政サービスへの削減が待ち構えています。
その責任は伊豆市民が背負っていかざるを得ないのです。
















posted by イズノスケ at 00:00| Comment(0) | 伊豆市長選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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