2021年07月06日

80人所在確認中 迫る“72時間” 「盛り土」関係者がコメント“土石流”なぜ起きた

熱海市で発生し、大規模災害と多数の死者を出した土石流。懸命な救助作業が行われていますが、いまだに20数名が連絡が取れていません。命の危険がせまる72時間がたとうとしています。一刻も早い救出をお願いいたします。
この大規模土石流を発生した大きな要因として山林開発による山林の埋め立てが挙げられています。詳細はまだ不明ですが、この埋め立ては市当局も関っていた可能性が出てきました。
小さな地方自治体にとって、民間が所有する山林への規制が大変難しいことは分かります。しかし、こうしたことを放置していたことにより大規模災害と多数の死者を出してしまったことに対し、責任が無いとは言えないと思います。
この埋め立てについて川勝知事がしっかりと究明するとテレビで述べていました。熱海市に限らず、こうした急傾斜地に住宅が建てられている地域は伊豆半島にもたくさんあります。
こうした災害が再び起こらないように国、県、自治体はしっかりと対策を取ってください。そして危険地帯に住む住民もハザードマップをしっかり確認し、自らの命は自ら守っていきましょう。

配信


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フジテレビ系(FNN)

この大きな被害をもたらした土石流の起点では、いったい何が起きていたのだろうか。 土石流が始まった現場は、山肌が大きくえぐられていて、土石流のすさまじさを物語っている。
5日、現場では、今も山肌の崩壊が続いているため、下流域での救助作業の安全確保のため、監視カメラが設置された。 静岡県は、幅およそ100メートル、長さおよそ100メートル、深さ最大10メートル以上にわたって、土砂が崩れ落ちたと発表。
大規模な土石流を発生させた原因として、4日、静岡県の川勝知事が語ったのは、盛り土だった。 静岡県・川勝平太知事(72)「盛り土が、ほぼすべて流されたということがわかった」 盛り土とは、斜面に土を盛り、平らな土地を作り出す方法で、本来の地盤ではないため、強固な地盤改良を行わないと、地滑りなどを引き起こす可能性があるといわれている。
川勝平太知事「盛り土部分が全部持っていかれたということは、極めて重要な、やりようによっては大変危険をもたらすような、山への手の加え方ということ。しっかりと検証する決意です」
5日、この土石流の起点となった土地を所有する男性の会社の代理人が取材に応じ、コメントした。 土地を所有する会社の代理人「開発行為について、市から許可を得ていて問題ない。10年以上前にこの土地を買った時、ここが盛り土だったということは知らなかった」
一方、土石流の起点となった現場付近で、当日仕事をしていたという男性は、発生現場と思われる場所の方向へ向かうダンプカーを毎日見たという。 ダンプカーを見た男性「ダンプ(カー)が結構来ていたので、そこで何かやってたのはわかっていたので、泥積んで下ろして、カラ荷で帰っていく。結局、造成しようと思ってあれだったのかな、ダンプ(カー)結構来てたので、最近は雨で来なかった。毎日(ダンプカーが)来てました。崩れる前から、雨かなんか来たら危ないんじゃないって(言っていた)」




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posted by イズノスケ at 09:57| Comment(0) | 伊豆半島のニュース・出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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