10月29日、伊豆市臨時議会が開催されました。1日だけの議会です。
主な議題は
・正副議長選出
・常任委員長選出
・常任委員会所属議員の選出
・伊豆市普通財産(土地)売却について
などでした。
新議員選出後の初の市議会の様子はどうなるのだろうかとの興味もあり傍聴しました。
正副議長選出などの人事案件は淡々と進みました。ここまでは議場には議員の着席だけです。
菊地市長他当局の部長等が着席し議案の提案が行われました。
その一つが伊豆市所有の土地売却でした。
議案書には売却金額しか書かれていません。その他の詳細説明は何もないのです。
1000万円近い土地を売却したのに詳細な説明がないままに提案された議案に対し、委員会付託なしにその場で即決して議決してしまうというとんでもない議会です。
早速、質疑をしたのは森議員です。森議員は詳細な説明を求めましたが、総務部長の答弁では断片的なことしかわかりません。菊地市長に至っては再質問への答弁を拒否しました。
その後青木議員の質問に対し若干の内容が判明しました。
土地は市役所近くの湯川橋近く、杉山水産の隣の土地です。伊豆市の駐車場として使用していた。
土地は245平米 売価額は977万円 売却先は杉山水産 公募による落札
これだけの内容を二人が質問しなければ答えないという菊地市長と伊豆市当局の隠蔽体質に愕然とします。
この内容で反対討論に立ったのが森議員でしたがその内容は後日にします。
森議員は長年の菊地市長の天敵です。
森議員の容赦ない反対討論に菊地市長の渋面は見ていてとても興味ふかいものでした。大差で可決されるのは分かっているのですから余裕をもって臨めばいいものを、感情がすぐ顔に出てしまうのですね。よほど森議員の再登板が嫌だったのでしょう。
何を言われても無表情を通し続ける元兵庫県斎藤知事も気持ち悪いですが、少しは見習ったらいかがでしょうか(余計なお世話ですね)
この議案は森議員1人の反対で可決されましたが、議会に緊張感が走ったのは言うまでもありません
また議案書に詳細な説明がないまま臨時議会に望み、何も討論もせず平然と賛成した12名の議員各位の認識には驚かされます。
これで月4万円もの報酬アップをしたのかと納税者の立場として猛烈に腹が立ちました。
このブログではしつこく「議会の役割は行政のチェック機能である」と主張してきました。
なれ合い議会はごめんです。緊張感のある真摯な議論のある伊豆市議会にするために森議員や木村議員は頑張っていただきたいと思います
それが2議員に対して投票した市民の期待であるのです。
詳細は市議会録画がアップされてからにします。それまでお楽しみにしてください。
posted by イズノスケ at 00:00|
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伊豆市議会
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