伊豆市公共施設再配置計画において、今年度末をもって「修善寺老人憩の家」運用廃止が、現在開催されてる伊豆市議会6月定例会・一般質問における、鈴木正人議員への返答で明らかになりました。
「修善寺老人憩の家」の入浴施設廃止に伴い、利用者が激減し、現在定期的にこの施設を利用しているのが4団体となった事を理由の廃止の発表です。
これからシリーズで、伊豆市公共施設再配置のうち「修善寺老人憩の家」問題と「旧天城湯ヶ島支所」問題を取り上げていきます。
何故、今この問題を取り上げるのか、その理由を述べたいと思います。
伊豆市は合併以来の老朽化した公共施設をたくさん抱えています。今後40年間で伊豆市の公共施設を半分程度の面積に削減することが必要であり、40年間で1千億円もの税金が必要になると、天城湯ヶ島支所移転に関する市民説明会で当局は説明しました。
そして今後の10年間の行動指針を発表し、先にあげた二つの公共施設もその対象になっているのです。
こうした公共施設の多くは、市民や地域住民が現在も使用している施設も多くあり、この改廃は利用者にとって大きな問題となっているのです。
菊地市長は6月議会の行政報告で公共施設の再配置計画について以下のように述べています。
今後は、本計画でさだめた 「再配置に向けた基本的な方針」に基づき、用途廃止した施設や民間貸付してまいります。特に用途を廃止するなどの際には、市民の皆様や利用者への丁寧な説明を行い、施設の量、質、コストの最適化に向けて取り組んでいきます。
菊地市長は公共施設の用途を廃止する時は、市民や利用者に丁寧な説明をする、と述べました。
それでは、ここでこれから取り上げる、二つの施設について市民説明会や利用者説明会でどのような説明をして来たのか、その場限りの答弁や嘘(?)の答弁をしてこなかったのかを検証していきます。
これからは伊豆市で改廃を免れない多くの公共施設を利用されている市民にとって「他人事ではない」と感じていただければ幸いです。
このブログでは2021年3月に修善寺老人憩の家の温浴施設廃止についてシリーズで取り上げてきました。
そのシリーズに沿って、修善寺憩の家温浴施設廃止問題についての利用者の声、そして当局の説明がどのようなものであったのかをまず知ってください。
2021年03月03日
修善寺老人憩の家の温泉施設を廃止
コロナ禍の中、過去最大の予算が衆院で可決されました。
詳しいことはよくわかりませんが、国家の歳入が減る中、国債という借金がさらに増え続けていくことにもうマヒ状態になっているのでしょうか。予算委員会を聞いてもそうした議論が聞こえてきません。
それは伊豆市でも一緒です。過去最大の218億円余の一般予算案。そのうち市民税は38億円ほど。財源は国や県の交付金等と市債という借金。
国と同様に、厳しい財政状況の中で大型事業に大規模な予算案を提示しながら、市民生活へ向ける税金は削減せざるを得なくなってきました。
端的な例が突然出てきました。
詳しいことは後ほど紹介しますが、来援度予算案から「修善寺老人憩の家の入浴施設」への予算案が削除されたのです。それに伴い、利用者には説明なしに突然施設玄関に「温泉入浴施設の廃止」が張り出されたのです。
説明によると、この施設の赤字が700万円余であり、公共施設統廃合の方針に沿ったものであるとのことでした。
3月1日に行われた説明会では、年間9000人近くの利用がある施設の廃止を、利用者への説明なしに廃止しようとした当局への批判や怒りが巻き起こりました。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/480303546.html?1686379543
2023年06月12日
2023年06月09日
伊豆市公共施設再配置計画の推進状況・・・伊豆市議会 鈴木正人議員・一般質問 その1
現在開催されている伊豆市議会6月定例会の行政報告で菊地市長は以下のように歩述べました。
8・公共施設再配置計画について
将来にわたる持続可能な公共サービスの提供を目指し、公共施設の適正化を推進するため、市民説明会やパブリックコメントなどを経て、さる3月に「公共施設再配置計画」を策定しました。
今後は、本計画で定めた「再配置に向けた基本的な方針」に基づき、用途廃止した施設や民間貸付している施設を含め、個別施設ごとに実行計画を推進してまいります。特に、用途を廃止するなどの際には、市民の皆様や利用者への丁寧な説明を行い、施設の量、質、コストの最適化に向けて取り組んでいきます。
これを受け鈴木正人議員は以下のような質問を行いました。
img20230607_21550181.pdf
img20230607_21554707.pdf
この中で
1・修善寺老人憩の家の在り方の検討結果
2・旧天城支所移転に伴う民間業者と交わした「覚書」に基づく「旧天城湯ヶ島支所等の施設全体の売却に向けた協議」について
の2項目を中心に質疑を記します。
まず、修善寺老人憩の家問題です
鈴木議員の質問通告に対しての当局の回答です
担当課長・大広間利用の4団体に同様な機能を持った施設での検討をお願いしている。利用団値が少なく限定しているため今年度中に老人憩の家としての用途は廃止を考えている。
鈴木議員・コロナ問題も収束し市民との対話がし易い環境となった。今年度中に廃止の結論を出すというが、対話の場所を宇来る予定はないか
担当課長・利用4団体との協議は続けていく
鈴木議員・市民から以下のような意見があった。市民説明会での当時の担当部長の説明を当局は把握しているか、また具体的な検討をしてきたのか、これから検討する用意があるのか
(市民から鈴木議員に向けた意見)
修善寺憩の家の入浴施設の廃止についての市民説明会では、担当部長から以下のような説明があったと記憶している
「修善寺憩の家の温泉施設を利用しているのは、熊坂など近隣の市民がほとんどである。税金を特定の市民のために使うのでなく。伊豆市民全体に使うことが求められている。ここの入浴施設を廃止するとともに、全市民対象の市入浴施設利用への何らかの施策を考えていく。例えば、近隣の伊豆温泉村での割引や湯の国会館における市民への何らかの便宜供与などを今後検討していく」
こうした市民説明会での説明を当局は把握ているのか、そして何らかの検討をしているのか。
担当課長・近隣の施設の入会金免除について企業に協力をお願いし、代替施設として証明書を渡していく、と聞いている。今後のことは考えていない。
驚きの答弁です。
それでは、「修善寺老人憩の家」問題とは何だったのか、ご存知ない方も多いと思いますので次回に過去のブログからふり返ってみます。
8・公共施設再配置計画について
将来にわたる持続可能な公共サービスの提供を目指し、公共施設の適正化を推進するため、市民説明会やパブリックコメントなどを経て、さる3月に「公共施設再配置計画」を策定しました。
今後は、本計画で定めた「再配置に向けた基本的な方針」に基づき、用途廃止した施設や民間貸付している施設を含め、個別施設ごとに実行計画を推進してまいります。特に、用途を廃止するなどの際には、市民の皆様や利用者への丁寧な説明を行い、施設の量、質、コストの最適化に向けて取り組んでいきます。
これを受け鈴木正人議員は以下のような質問を行いました。
img20230607_21550181.pdf
img20230607_21554707.pdf
この中で
1・修善寺老人憩の家の在り方の検討結果
2・旧天城支所移転に伴う民間業者と交わした「覚書」に基づく「旧天城湯ヶ島支所等の施設全体の売却に向けた協議」について
の2項目を中心に質疑を記します。
まず、修善寺老人憩の家問題です
鈴木議員の質問通告に対しての当局の回答です
担当課長・大広間利用の4団体に同様な機能を持った施設での検討をお願いしている。利用団値が少なく限定しているため今年度中に老人憩の家としての用途は廃止を考えている。
鈴木議員・コロナ問題も収束し市民との対話がし易い環境となった。今年度中に廃止の結論を出すというが、対話の場所を宇来る予定はないか
担当課長・利用4団体との協議は続けていく
鈴木議員・市民から以下のような意見があった。市民説明会での当時の担当部長の説明を当局は把握しているか、また具体的な検討をしてきたのか、これから検討する用意があるのか
(市民から鈴木議員に向けた意見)
修善寺憩の家の入浴施設の廃止についての市民説明会では、担当部長から以下のような説明があったと記憶している
「修善寺憩の家の温泉施設を利用しているのは、熊坂など近隣の市民がほとんどである。税金を特定の市民のために使うのでなく。伊豆市民全体に使うことが求められている。ここの入浴施設を廃止するとともに、全市民対象の市入浴施設利用への何らかの施策を考えていく。例えば、近隣の伊豆温泉村での割引や湯の国会館における市民への何らかの便宜供与などを今後検討していく」
こうした市民説明会での説明を当局は把握ているのか、そして何らかの検討をしているのか。
担当課長・近隣の施設の入会金免除について企業に協力をお願いし、代替施設として証明書を渡していく、と聞いている。今後のことは考えていない。
驚きの答弁です。
それでは、「修善寺老人憩の家」問題とは何だったのか、ご存知ない方も多いと思いますので次回に過去のブログからふり返ってみます。
2023年05月31日
23年伊豆市議会6月定例会 菊地市長行政報告
伊豆市議会6月定例会が開催されています。
5月29日初日に行われた菊地市長の行政報告です。
その中で、令和4年度一年間の転入・転出による人口増減、いわゆる「社会動態」が9人、転入が転出を上回る『転入超過』に転じたこと、「社会動態」がプラスになった事は伊豆市政初めてであることが報告されました。
行政報告全文です
img20230531_05465283.pdf
img20230531_05483727.pdf
img20230531_05493497.pdf
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5月29日初日に行われた菊地市長の行政報告です。
その中で、令和4年度一年間の転入・転出による人口増減、いわゆる「社会動態」が9人、転入が転出を上回る『転入超過』に転じたこと、「社会動態」がプラスになった事は伊豆市政初めてであることが報告されました。
行政報告全文です
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2023年03月21日
菊地市長施政方針の真意を改めてお聞きします 鈴木議員一般質問 ・・・ 菊地市長施政方針 その2
現在、伊豆市議会が開催されています。3月13日から15日まで一般質問が行われました。
鈴木議員は令和5年の市長施政方針演説に絞って質問しました。
菊地市長は令和5年施政方針を昨年度と全く同じものとしました。
施政方針とは令和5年の伊豆市政に向けての市長による基本的な考えをを述べる重要な位置づけにあります。
市議会を傍聴していて私が施政方針を聞いたとき大変驚きました。「重要な施政方針が昨年と一字一句同じなのはなぜ?」
鈴木議員が一般質問で「市長の施政方針演説の真意」を質問してくださったので、そのやり取りを紹介したいと思います。
このやり取りで疑問が解消されたでしょうか。
鈴木議員質問
今定例会初日、令和5年の市長施政方針演説が行われました。市長は演説の冒頭、今年の施政方針はあえて昨年と全く同じにしました」と述べられ、以降はその理由の説明と「1年前」の施政方針演説と原稿を読むと言った極めて異例の施政方針演説がなされました。
そこで伺います。
@市長の演説の真意を改めてお聞きします。
市長答弁
市長の権限は二つある。一つは伊豆市を統括してこれを代表する。もう一つは市の事務を管理しこれを執行する。
私が「伊豆市民を代表して」というのは一つ目の立場。
2番目は市役所の管理者として統率する。統率は指揮と統御で構成される。
指揮とは命令を与えて職務を実行させること。
統御は命令ではなく自らの背中で職員に服従を求めることである。
指揮は論理的、合理的に遂行できるが、統御には職員の模範となる責任感、人徳の包容などが求められる。その意味での私の施政方針で職員が疲弊していると述べた。私自身の統御が不十分であることを吐露したことになり忸怩たる思いである。多くの職員は元気に日々勤務しているが職場を覆っている雰囲気を心配している。
新年度予算案は議会の承認を頂いた後に市職員に実行を命ずる指揮の発動となる。東京2020の成功、新型コロナの落ち着きなどを経て事業を着実に進めていく状況になりつつある。事業変更の大きな変動はない。
人口減少が最大の課題であることは議会や市民とも共有されている。このような状況の中、あえて同じ施政方針を維持することで、市役所の内包する問題を共有してもらうことに意義があると判断した。一般質問で私の目的が達成されつつあると感じている。
続きます
鈴木議員は令和5年の市長施政方針演説に絞って質問しました。
菊地市長は令和5年施政方針を昨年度と全く同じものとしました。
施政方針とは令和5年の伊豆市政に向けての市長による基本的な考えをを述べる重要な位置づけにあります。
市議会を傍聴していて私が施政方針を聞いたとき大変驚きました。「重要な施政方針が昨年と一字一句同じなのはなぜ?」
鈴木議員が一般質問で「市長の施政方針演説の真意」を質問してくださったので、そのやり取りを紹介したいと思います。
このやり取りで疑問が解消されたでしょうか。
鈴木議員質問
今定例会初日、令和5年の市長施政方針演説が行われました。市長は演説の冒頭、今年の施政方針はあえて昨年と全く同じにしました」と述べられ、以降はその理由の説明と「1年前」の施政方針演説と原稿を読むと言った極めて異例の施政方針演説がなされました。
そこで伺います。
@市長の演説の真意を改めてお聞きします。
市長答弁
市長の権限は二つある。一つは伊豆市を統括してこれを代表する。もう一つは市の事務を管理しこれを執行する。
私が「伊豆市民を代表して」というのは一つ目の立場。
2番目は市役所の管理者として統率する。統率は指揮と統御で構成される。
指揮とは命令を与えて職務を実行させること。
統御は命令ではなく自らの背中で職員に服従を求めることである。
指揮は論理的、合理的に遂行できるが、統御には職員の模範となる責任感、人徳の包容などが求められる。その意味での私の施政方針で職員が疲弊していると述べた。私自身の統御が不十分であることを吐露したことになり忸怩たる思いである。多くの職員は元気に日々勤務しているが職場を覆っている雰囲気を心配している。
新年度予算案は議会の承認を頂いた後に市職員に実行を命ずる指揮の発動となる。東京2020の成功、新型コロナの落ち着きなどを経て事業を着実に進めていく状況になりつつある。事業変更の大きな変動はない。
人口減少が最大の課題であることは議会や市民とも共有されている。このような状況の中、あえて同じ施政方針を維持することで、市役所の内包する問題を共有してもらうことに意義があると判断した。一般質問で私の目的が達成されつつあると感じている。
続きます
2023年02月28日
菊地市長施政方針について その1 昨年と同一である理由が分からない
昨日の当ブログでは伊豆日日新聞の報道に基づいて、菊地市長による施政方針について若干の感想を述べました。
今回は、伊豆日日新聞では報道されなかった部分も含め、なぜ今期の施政方針を昨年と同一にした理由を菊地市長が述べた全文を紹介いたします。
img20230227_16502156.pdf
菊地市長によれば、「新建設事業を着実に前進させるために頑張った職員は心身とも疲弊している人が多いから、その心理的負担を減らすためには困難な事業を着実に進めることで、職員の充実感を高揚させることが伊豆市にとっていま最も大切な視点である」そうです。
しかし、これを読んでも何故今年度の施政方針が昨年度と一字一句同一であるかの説明にはなっていないし、到底理解はできません。
今年度の事業をさらに進めるためには、昨年度の行政を分析し、困難なことがあったなら、今年はどうしていくべきかを明確にすることが必要であり、それこそが市長の施政方針で議会や市民に語りかける内容だと思います。
昨日も若干触れましたが、昨年の伊豆市の出生数は80人を切りました。今まで100人前後だったのがどうして激減したのか、伊豆市にとって最大の課題である人口問題、中でも出生数の激減の理由を明確にし、今年度はどうすべきかを語らなければならなかったのです。
市長がいくら「伊豆市行政は停滞していない」と強弁しても、昨年とやることが同一ならば、一例として出生数をとっても増加はできないでしょうし、停滞と受け取られても当然です。
今回は、伊豆日日新聞では報道されなかった部分も含め、なぜ今期の施政方針を昨年と同一にした理由を菊地市長が述べた全文を紹介いたします。
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菊地市長によれば、「新建設事業を着実に前進させるために頑張った職員は心身とも疲弊している人が多いから、その心理的負担を減らすためには困難な事業を着実に進めることで、職員の充実感を高揚させることが伊豆市にとっていま最も大切な視点である」そうです。
しかし、これを読んでも何故今年度の施政方針が昨年度と一字一句同一であるかの説明にはなっていないし、到底理解はできません。
今年度の事業をさらに進めるためには、昨年度の行政を分析し、困難なことがあったなら、今年はどうしていくべきかを明確にすることが必要であり、それこそが市長の施政方針で議会や市民に語りかける内容だと思います。
昨日も若干触れましたが、昨年の伊豆市の出生数は80人を切りました。今まで100人前後だったのがどうして激減したのか、伊豆市にとって最大の課題である人口問題、中でも出生数の激減の理由を明確にし、今年度はどうすべきかを語らなければならなかったのです。
市長がいくら「伊豆市行政は停滞していない」と強弁しても、昨年とやることが同一ならば、一例として出生数をとっても増加はできないでしょうし、停滞と受け取られても当然です。
2023年02月27日
前代未聞「あえて昨年と同じ」 菊地市長施政方針
伊豆市議会3月定例会が22日から開催されています。
菊地市長は議案審議に先立ち、施政方針を述べました。
施政方針とは、市長の市政運営に対する基本的考えや予算案及び主要な施策について述べるものです。
この重要な施政方針は驚くべきことに昨年と一字一句変わらない同じものでした。
地方議会でこんな施政方針が過去あったのでしょうか。
その理由として、職員の負担に触れ「総合計画を具現する年度事業を着実に進め、それにより職員の充実感を高揚させることが現時点では最も大切な視点と判断する」と説明しました。
それでは一例として、伊豆市にとっても今最大の課題となっている出生数の激減に関連させてこの施政方針を眺めてみます。
市長によれば職員の充実感を高揚させることが伊豆市にとって今一番重要であるとのことです。
昨年度の伊豆市の出生数は80人を切りました。このまま出生数が推移することになれば伊豆市は近い将来存亡の危機になることは間違いないでしょう。職員の士気を上げることができれば出生数を増大させることができるのでしょうか。
訳が分からないし、理解不能です
伊豆市は大型公共事業で新ごみ処理施設を完成させ、新中学校、リサイクルセンターの新設、土肥避難タワー建設、牧の郷御駅前開発・・・などを実現させ、伊豆市の将来は万全になったはずなのに何故職員が充実感を持てないのでしょうか。
伊豆市議会議員諸氏はこれからおこなわれる議会の中でしっかりとその真意をただしてほしいものです。
次回から施政方針の内容を紹介しながら、この施政方針が如何に「いい加減」なのかを私なりに解説していきたいと思います。
施政方針を報じた3月22日の伊豆日日新聞
img20230226_21553804.pdf
菊地市長は議案審議に先立ち、施政方針を述べました。
施政方針とは、市長の市政運営に対する基本的考えや予算案及び主要な施策について述べるものです。
この重要な施政方針は驚くべきことに昨年と一字一句変わらない同じものでした。
地方議会でこんな施政方針が過去あったのでしょうか。
その理由として、職員の負担に触れ「総合計画を具現する年度事業を着実に進め、それにより職員の充実感を高揚させることが現時点では最も大切な視点と判断する」と説明しました。
それでは一例として、伊豆市にとっても今最大の課題となっている出生数の激減に関連させてこの施政方針を眺めてみます。
市長によれば職員の充実感を高揚させることが伊豆市にとって今一番重要であるとのことです。
昨年度の伊豆市の出生数は80人を切りました。このまま出生数が推移することになれば伊豆市は近い将来存亡の危機になることは間違いないでしょう。職員の士気を上げることができれば出生数を増大させることができるのでしょうか。
訳が分からないし、理解不能です
伊豆市は大型公共事業で新ごみ処理施設を完成させ、新中学校、リサイクルセンターの新設、土肥避難タワー建設、牧の郷御駅前開発・・・などを実現させ、伊豆市の将来は万全になったはずなのに何故職員が充実感を持てないのでしょうか。
伊豆市議会議員諸氏はこれからおこなわれる議会の中でしっかりとその真意をただしてほしいものです。
次回から施政方針の内容を紹介しながら、この施政方針が如何に「いい加減」なのかを私なりに解説していきたいと思います。
施政方針を報じた3月22日の伊豆日日新聞
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2023年02月24日
伊豆市 一般会計予算 最大227億9600万円
伊豆市議会3月定例会が開催されています。
2月22日、2月定例会初日、当局は2023年度当初予算案を提案しました。
一般会計予算案は227億9600万円(前年度比6.4%増)で合併以来最大規模となりました。
3月21日の伊豆日日新聞は2023年度伊豆市予算案の内容を報じています。
伊豆市予算案
img20230223_17052401.pdf
伊豆市23年度重点事業
img20230223_16484493.pdf
2月22日、2月定例会初日、当局は2023年度当初予算案を提案しました。
一般会計予算案は227億9600万円(前年度比6.4%増)で合併以来最大規模となりました。
3月21日の伊豆日日新聞は2023年度伊豆市予算案の内容を報じています。
伊豆市予算案
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伊豆市23年度重点事業
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2022年12月22日
窓口業務委託料付帯決議を否決 伊豆市議会
伊豆市議会12が圧定例会は20日、最終本会議を開き、追加提出された本年度一般会計予算案などを原案どおり可決し閉会しました。
定例会では総務費の窓口等包括業務委託料に関して付帯決議案が議員から提出されましたが、賛成少数で否決されました。
窓口包括業務委託料については当ブログ12月8日に記載されていますのでご覧ください。
伊豆市民の皆さんは、伊豆市役所の本庁に行くと窓口受付業務などを担当する職員がたくさんいることをご存知だと思います。
今年4月から業務委託された会社の職員で、伊豆市の職員ではありません。
聞くところによると、委託職員は伊豆市の正規職員との連絡・相談は禁じられ、委託先の責任者のみが伊豆市職員と相談・連絡ができるとのことです。従って、市民からの相談を受けた委託職員はその責任者に相談内容を伝え、その責任者は担当の伊豆市職員に連絡します。相談を受けた伊豆市職員はその回答を委託責任者に伝え、委託職員がその回答を相談者に答える、ということが行われているとのことです。
これは実際に私が経験したことではないので本当のことなのかは分かりませんが、もしこのやり取りが行われているのであれば、なんという非効率的な業務委託ではないかと私は思います。
伊豆市総合計画や令和4年度の予算の説明には、この委託業務の目的は「徹底した歳出削減」と書かれています。
今回歩補正予算では今年度の委託料6700万円に対し更に2700万円を計上したのです。当初予算の4割増です。
その理由を当局は、窓口業務の仕事の算定に誤りがあり、人件費が増えたとしています。
信じられないほどの杜撰な計画をしながら、平然と予算の上乗せをしてくる伊豆市。そして菊地市長は「業務委託はコストカットが目的ではない」とまで12月議会で言い切ったのです。
こうした杜撰な予算に対し、杉山武司議員は「制度設計の『見誤り』が生じた真因の明と再発防止策を示し、実行すること」などと要望する内容の付帯決議案を提出した(伊豆日日新聞)のです。
しかし、伊豆市議会はこの付帯決議案さえ否決したのです。議会の重要な役割は「行政のチェック機能」です。
このチェック機能さえも放棄してしまった伊豆市議会(私の感想)は、菊地市長と当局の追認機関に成り下がってしまったとしか言いようがありません。
12月21日 伊豆日日新聞
img20221222_10143254.pdf
定例会では総務費の窓口等包括業務委託料に関して付帯決議案が議員から提出されましたが、賛成少数で否決されました。
窓口包括業務委託料については当ブログ12月8日に記載されていますのでご覧ください。
伊豆市民の皆さんは、伊豆市役所の本庁に行くと窓口受付業務などを担当する職員がたくさんいることをご存知だと思います。
今年4月から業務委託された会社の職員で、伊豆市の職員ではありません。
聞くところによると、委託職員は伊豆市の正規職員との連絡・相談は禁じられ、委託先の責任者のみが伊豆市職員と相談・連絡ができるとのことです。従って、市民からの相談を受けた委託職員はその責任者に相談内容を伝え、その責任者は担当の伊豆市職員に連絡します。相談を受けた伊豆市職員はその回答を委託責任者に伝え、委託職員がその回答を相談者に答える、ということが行われているとのことです。
これは実際に私が経験したことではないので本当のことなのかは分かりませんが、もしこのやり取りが行われているのであれば、なんという非効率的な業務委託ではないかと私は思います。
伊豆市総合計画や令和4年度の予算の説明には、この委託業務の目的は「徹底した歳出削減」と書かれています。
今回歩補正予算では今年度の委託料6700万円に対し更に2700万円を計上したのです。当初予算の4割増です。
その理由を当局は、窓口業務の仕事の算定に誤りがあり、人件費が増えたとしています。
信じられないほどの杜撰な計画をしながら、平然と予算の上乗せをしてくる伊豆市。そして菊地市長は「業務委託はコストカットが目的ではない」とまで12月議会で言い切ったのです。
こうした杜撰な予算に対し、杉山武司議員は「制度設計の『見誤り』が生じた真因の明と再発防止策を示し、実行すること」などと要望する内容の付帯決議案を提出した(伊豆日日新聞)のです。
しかし、伊豆市議会はこの付帯決議案さえ否決したのです。議会の重要な役割は「行政のチェック機能」です。
このチェック機能さえも放棄してしまった伊豆市議会(私の感想)は、菊地市長と当局の追認機関に成り下がってしまったとしか言いようがありません。
12月21日 伊豆日日新聞
img20221222_10143254.pdf
2022年12月09日
伊豆市リサイクルセンター 設計・建設事業費 17億3千万円の補正予算案
伊豆市議会12月定例会が開催されています。
12月議会には「伊豆市リサイクルセンター 設計・建設」事業費 の補正予算案が上程されています。
議案書より
・契約額 17億3千万円
・請負者 中豆・小野特定建設工事共同企業体
・完成時期 令和7年2月28日
・リサイクルセンターの内容
一般廃棄物のうち資源ごみの中間処理等を行う。受け入れ施設、中間処理施設。保管管理及び管理棟で構成する。
中間処理とは缶類の餞別・圧縮とその他の資源ごみは、民間事業者へ引き渡すまで本施設において保管する。
また、施設の建設にあたり焼却施設及びリサイクル施設の解体も併せて行う。
新伊豆市リサイクルセンターは、現在伊豆市柏久保で稼働しているごみ処理施設、及びリサイクルセンターの場所に新設する計画です。
事業費は17億3千万円と巨額になっています。
伊豆市佐野の新ごみ処理施設が間もなく稼働します。その稼働をもって現在のゴミ焼却施設を解体することは必要でしょう。
しかし、現在稼働しているリサイクルセンターまで解体し、新たに作り直す必要がどうしてあるのかとても疑問です。
私もたまにリサイクルセンターに資源ごみの持ち込みをしますが別段困ったことはありません。
17億円もの事業が競争入札でなく、何故、プロポーザル方式で受託者が決定されたのか?
こうした議論が詳しく議論されたとは到底思えません。
「伊豆市はお金持ち持ちでいいね」
これは近隣自治体に住む方々から何度も聞かされた言葉です。
12月議会で補正予算が可決されると、伊豆市の一般会計予算は、240億6千万となります。
12月議会には「伊豆市リサイクルセンター 設計・建設」事業費 の補正予算案が上程されています。
議案書より
・契約額 17億3千万円
・請負者 中豆・小野特定建設工事共同企業体
・完成時期 令和7年2月28日
・リサイクルセンターの内容
一般廃棄物のうち資源ごみの中間処理等を行う。受け入れ施設、中間処理施設。保管管理及び管理棟で構成する。
中間処理とは缶類の餞別・圧縮とその他の資源ごみは、民間事業者へ引き渡すまで本施設において保管する。
また、施設の建設にあたり焼却施設及びリサイクル施設の解体も併せて行う。
新伊豆市リサイクルセンターは、現在伊豆市柏久保で稼働しているごみ処理施設、及びリサイクルセンターの場所に新設する計画です。
事業費は17億3千万円と巨額になっています。
伊豆市佐野の新ごみ処理施設が間もなく稼働します。その稼働をもって現在のゴミ焼却施設を解体することは必要でしょう。
しかし、現在稼働しているリサイクルセンターまで解体し、新たに作り直す必要がどうしてあるのかとても疑問です。
私もたまにリサイクルセンターに資源ごみの持ち込みをしますが別段困ったことはありません。
17億円もの事業が競争入札でなく、何故、プロポーザル方式で受託者が決定されたのか?
こうした議論が詳しく議論されたとは到底思えません。
「伊豆市はお金持ち持ちでいいね」
これは近隣自治体に住む方々から何度も聞かされた言葉です。
12月議会で補正予算が可決されると、伊豆市の一般会計予算は、240億6千万となります。
2022年11月30日
伊豆市議会・監査委員選出について、異例の反対討論
伊豆市議会12月定例会が11月29日から開催されています。菊地市長の行政報告後、補正予算案などの提案された議案の趣旨説明がありました。
最後に2つの人事案件が提案されました。監査委員と農業委員の選出です。
自治体における監査委員会とは、自治体の主として財政に関する事務について、法令に違反していないか、効率的におこなわれているかを監査し、その結果を行政や議会、住民に報告しています。
伊豆市の監査委員は2人で、1名は市議会議員から、1名は市内の有識者が任命され監査を行っています。議会側の監査委員の任期が終り、後任の監査委員を選出するための議案が提出されたのです。
提案された監査委員候補は小長谷順二市議会議員です。当局から提案された人事案については従来はほとんど討議なしで議決されていました。しかし、今議会に提案された小長谷順二議員の選出については伊豆市議会の会派「伊豆クラブ」と杉山武司議員から反対討論がありました。
伊豆クラブは以下のように反対討論を行いました。
議案第91号 「伊豆市監査委員の選出」の提案に対し反対討論です。
さる11月1日の臨時議会、本日の議案91号において、正副議長をまた監査委員まで1会派がすべて独占しようとしています。
国、47都道府県においては、小さな政党、会派にも配慮しております。伊豆市議会は数の力による暴挙、そのものであります。かっての「驕る平家」と同じです。
中略
(内容を知りたい方は1週間後あたりに配信される伊豆市議会の録画をご覧ください)
委員の選出については、議会の同意を求めると記載してありますが、もう決定事項ですか、出来レースではありませんか?
ある会派には決定済みということですか。
もはや伊豆市議会には議会制民主主義は存在しません。二元代表制の死語になってしまいました。
この状況を市民は見ております。
一連の人事に対して各議員はどのように感じましたか。
やりすぎです。もっと思いやり、やさしさに配慮があればと私は感じます。
皆様の住んでいらっしゃる地域社会、議会も同じだと思います。欠ければギスギスしますし、社会はうまく機能しません。
1期生議員の皆様はIQは高く優秀です。また優秀な2期生もいらっしゃいます。
少しの勇気を持ってください。そして正直な判断を頂けたら幸いです。
従って、私は反対です。
解説
伊豆市議会名簿
http://www.city.izu.shizuoka.jp/media/03010101_pdf_2020413_rad13214.pdf
会派会
所属数IZU未来 11人(伊豆クラブ、無所属以外)
伊豆クラブ 4人(星谷議員、永岡議員、小川議員 鈴木正人議員)
無所属 1名 (杉山武司議員)
伊豆市議会はIZU未来(いわゆる市長派と言われています)が議員16名中11名と圧倒的多数を握り、反対意見などほとんど出ない(だせない)「なんでも賛成議会」の運営を行っています。
私も議会傍聴をする中で、伊豆市議会は市長や当局との一体化が進んでいると感じています
議会の重要な役割は「行政のチェック機能」です。伊豆市議会は行政のチェック機能をほぼ放棄してしまったと私は思っています。
議会が行政チェック機能を放棄し、多数派が議会が議会内人事までも独占しようとしている現状を伊豆市民の皆様はどのように思いますか?
これでいいのですか?
最後に2つの人事案件が提案されました。監査委員と農業委員の選出です。
自治体における監査委員会とは、自治体の主として財政に関する事務について、法令に違反していないか、効率的におこなわれているかを監査し、その結果を行政や議会、住民に報告しています。
伊豆市の監査委員は2人で、1名は市議会議員から、1名は市内の有識者が任命され監査を行っています。議会側の監査委員の任期が終り、後任の監査委員を選出するための議案が提出されたのです。
提案された監査委員候補は小長谷順二市議会議員です。当局から提案された人事案については従来はほとんど討議なしで議決されていました。しかし、今議会に提案された小長谷順二議員の選出については伊豆市議会の会派「伊豆クラブ」と杉山武司議員から反対討論がありました。
伊豆クラブは以下のように反対討論を行いました。
議案第91号 「伊豆市監査委員の選出」の提案に対し反対討論です。
さる11月1日の臨時議会、本日の議案91号において、正副議長をまた監査委員まで1会派がすべて独占しようとしています。
国、47都道府県においては、小さな政党、会派にも配慮しております。伊豆市議会は数の力による暴挙、そのものであります。かっての「驕る平家」と同じです。
中略
(内容を知りたい方は1週間後あたりに配信される伊豆市議会の録画をご覧ください)
委員の選出については、議会の同意を求めると記載してありますが、もう決定事項ですか、出来レースではありませんか?
ある会派には決定済みということですか。
もはや伊豆市議会には議会制民主主義は存在しません。二元代表制の死語になってしまいました。
この状況を市民は見ております。
一連の人事に対して各議員はどのように感じましたか。
やりすぎです。もっと思いやり、やさしさに配慮があればと私は感じます。
皆様の住んでいらっしゃる地域社会、議会も同じだと思います。欠ければギスギスしますし、社会はうまく機能しません。
1期生議員の皆様はIQは高く優秀です。また優秀な2期生もいらっしゃいます。
少しの勇気を持ってください。そして正直な判断を頂けたら幸いです。
従って、私は反対です。
解説
伊豆市議会名簿
http://www.city.izu.shizuoka.jp/media/03010101_pdf_2020413_rad13214.pdf
会派会
所属数IZU未来 11人(伊豆クラブ、無所属以外)
伊豆クラブ 4人(星谷議員、永岡議員、小川議員 鈴木正人議員)
無所属 1名 (杉山武司議員)
伊豆市議会はIZU未来(いわゆる市長派と言われています)が議員16名中11名と圧倒的多数を握り、反対意見などほとんど出ない(だせない)「なんでも賛成議会」の運営を行っています。
私も議会傍聴をする中で、伊豆市議会は市長や当局との一体化が進んでいると感じています
議会の重要な役割は「行政のチェック機能」です。伊豆市議会は行政のチェック機能をほぼ放棄してしまったと私は思っています。
議会が行政チェック機能を放棄し、多数派が議会が議会内人事までも独占しようとしている現状を伊豆市民の皆様はどのように思いますか?
これでいいのですか?

