2017年12月16日

伊豆縦貫道、天城越えは西側ルート 国交省第三者委が選定

伊豆新聞・下田版 2017年12月14日

天城越えルートについて協議する第三者委員会の委員=名古屋市の国土交通省中部地方整備局
天城越えルートについて協議する第三者委員会の委員=名古屋市の国土交通省中部地方整備局
伊豆縦貫道天城越えルート
伊豆縦貫道天城越えルート

 ■周辺アクセスで判断

 伊豆縦貫自動車道・天城湯ケ島―河津間の計画段階評価で、国土交通省中部地方整備局は13日、第三者委員会の社会資本整備審議会中部地方小委員会を開き、天城越えルートとして西側ルートを選定した。これで計画段階評価を終え、今後は事業化に向け都市計画や環境影響調査などに入る。

 ルートは、今年3月に示した西側ルート、東側ルート、現道活用+西側ルートの3案の中から選定した。

 西側ルートは、天城北道路・天城湯ケ島インターチェンジ(IC)から国道414号に沿い、浄蓮の滝付近から西側へ回り、河津ICに接続する。延長約20キロ。建設費は約1300〜1500億円。

 国交省は、地元や道路利用者などに対する意見聴取を踏まえ▽全線自動車専用道路で整備し、集落や観光地へのアクセス性に優れる西側ルートとする▽ICについては、事前通行(雨量)規制区間を避けるとともに、集落や観光地へのアクセス性を考慮し、配置を検討する―といった対応方針案をまとめ、委員会の意見を求めた。

 委員会では、ルートの大半が長大なトンネルで危険物積載車両制限がある東側ルートや、整備効果が低い現道活用+西側ルートと比べ、西側ルートが優れているといった意見があり、対応方針案に同意した。国交省は「自然環境への影響を十分に配慮した上で進めていきたい」と説明した。

 計画段階評価は、地域の課題や意見などを踏まえ、概略ルート・構造を検討し、対応方針を決定する手続き。

 同委員会は、中村英樹・名古屋大大学院環境学研究科教授を委員長に、学識経験者9人で構成している。一昨年11月に第1回委員会、今年3月に第2回委員会を開き、今回で3回目。

 天城越えルートは、伊豆縦貫道整備事業で、事業化が決まっていない事実上最後の区間。先行する天城北道路、河津―下田道路に続き、同ルートが完成すれば、県道路公社の伊豆中央道と修善寺道路を経由し、沼津―下田約60キロが一本の自動車専用道路でつながることになる。

 ■下田・福井市長「期待一層高まる。早期開通願う」

 伊豆縦貫道の終点・下田市の福井祐輔市長は「地元では伊豆縦貫道への期待感が一層高まる。西側ルートは景観が良く、途中にICを開設することも可能。浄蓮の滝やワサビ田など天城の魅力を楽しみながら下田へ足を運んでもらえる。一日も早い全線開通を切に願っている」と期待を寄せた。

 ■川勝知事「事業化へ大きな前進」

 川勝平太知事は「西側ルート帯(案)が了承されたことは、事業化に向けた大きな前進。伊豆縦貫道は地域の経済活動や救援救急活動などを支える重要な道路。全線の1日も早い完成に向け、関係市町と連携して国に働き掛けていく」と話した。

 ■天城峠道路期成同盟の菊地会長「一歩進み心強い」

 伊豆縦貫道「天城峠道路」およびアクセス道路網建設促進期成同盟会長を務める菊地豊・伊豆市長は「事業化に向けて一歩前進したことを大変うれしく、また心強く思う。地域の将来像について、地元の皆さんと話すための大きな契機になる。次のステップの環境影響調査がスムーズに進むことを期待する」と語った。

 【図表】伊豆縦貫道天城越えルート

 【写説】天城越えルートについて協議する第三者委員会の委員=名古屋市の国土交通省中部地方整備局

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2013年08月05日

「いい夫婦」保つには・・・定年後妻が夫源病にならぬよう

定年後「いい夫婦」になるためにはどうしたらいいのか。8日・毎日新聞で興味深い記事を見つけました。既に定年を迎えている方々、これから定年を迎える方々必読です。もっと若い方々も参考にしてください。

夫婦水入らずの時間が一気に増える定年後。しかし、夫との時間が苦痛で体調を崩す、「夫源病」に悩む妻の少なくないという。「病めるときも健やかなる時も」と誓った伴侶との老後は・・・

全文は以下をクリックしてください。

夫婦_0001.pdf

夫婦_0002.pdf

我家では金曜日から明日まで妻は外出中。とても静かでゆったりとした時間が流れています。誰にも邪魔されない自分だけの時間、たまにはこんな日があってもいい。
妻も言います、私が旅行中などの時はとても自由でリラックスできると。
夫婦はそんな関係がいいのかもしれません。
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2012年06月06日

さあこれからだ 雇用拡大で日本元気に・・・ 鎌田實 毎日新聞「くらしナビ」

鎌田實さんは医師であり作家でもあります。毎日新聞に連載している文はとてもわかりやすく、やさいしい人柄がかもし出され出され私は大好きです。。


20世紀の精神医学の巨人と言われたフロイトは、人間がなすべきことは「愛することと、働くこと」と言っていいる。でも今の日本は両方共ピンチだ。

失業率は少し改善されているといえ、解雇や退職勧奨の相談件数は5大都市で年間2万4800件と増えている。無茶なリストラをされている人たちがいるということだ。

一方、国立社会保障・人口問題研究所の調査では、交際している異性がいない割合が男性は6割を超え、女性はほぼ半数に達した。いい仕事がないことがハードルになり、多くの若者が結婚を諦めている。

今年2月の生活保護受給者は209万人を超えて過去最高。支給総額は3兆7000億円を超えようとしている。
働きたいと思う人が働けて、生活保護から脱することができれば、その人はどんなに嬉しいことだろう。非正規雇用でなく、安定した仕事が見つかった若者が、好きな人と結婚して子供を産み、家を建てる。内需が増えて、景気も回復する。税金をほかのことに回せるようになれば、国民全体にとっても嬉しいことに違いない。だから雇用の拡大が大事なのだ。

日本には魅力的な会社がいっぱいある。資本主義社会だからといて、相手を打ちのめして自分が勝つことばかり考えるのでなく、障害者の雇用を考えたり、利益を社会に還元することを忘れない会社がある。

漢方薬のツムラは、破産した北海道夕張市に工場を作り、雇用を拡大した。ヤマト運輸は以前から、障害者の雇用拡大に向け、財団を作って「スワンベーカリー」というパン屋さんを全国に展開している。東日本大震災の後には、被災地に140億円の寄付をした。

心ある会社は、非正規雇用や外国への工場移転でコストを削減することを考えず、国内で雇用を拡大しながら、内需を喚起しようとしているのだ。

ネガティブに考えてはいけない。秋から景気は良くなる。ヨーロッパが不安定で、円高が進んでいるが、日本の1〜3月期の実質成長率は年換算で4.1%となり、対外純資産は253兆円と増えている。企業の業績も回復傾向にあり、内部留保は200兆円、個人の資産も1470兆円もある。この1割でも使われれば、一気に日本の景気は良くなるはずだ。

震災復興予算12兆円も、これから使われる。「あたたかな資本主義」が広がってい行くチャンスだ。日本中の景気を良くして、東日本を復興させたい。



日本の景気が回復するのか? バブル崩壊時を上回る株価の下落や円高のさらなる進行、避けられそうもない消費税の引きあげなどを見ると疑問がのこりますが、悲観的観測ばかりではやりきれません。

こうした明るい展望を持った記事を見るとほっとすることもあるのです。
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2012年05月19日

浜岡原発停止1年・・海江田元経産相一問一答 (毎日新聞より)

浜岡原発の全面停止から1年。毎日新聞は海江田元経産相の一問一答を掲載しましたので紹介いたします。

中部電力の浜岡原発「御前崎市」が政府の要請を受け全面停止してから14日で1年とななった。
 県内でや再稼働の是非を求める署名活動が13日に始まるなど、安全性に関心を持つ市民のの動きが活発化している。「津波対策完了後の運転再開」を「確約した」といわれてきた海江田元経産産業相(当時)は毎日新聞のインタビューに応じ、「状況が変わった。(再稼働は)非常に難しいと述べ、浜岡原発を取り巻く環境の変化を指摘した。


全文は以下をクリックしてください。

前後の文字の大きさが違い、読みにくいですがご了承ください。

浜岡原発.pdf
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2012年05月02日

落札率とは・・・明電舎07年〜11年度95%超


毎日新聞5月2日報道記事を紹介します。

落札率とは

予定価格に対し業者がいくらで落札したかを示す割合。予定価格を超えると落札できない。公正な業者間競争のため、発注元(今回は県企業局)は予定価格を業者に秘密にしておかなければならない。100%に近い落札率は、他の業者が落札しないように担当者が影響力を行使したり、業者同士の談合によって起きる場合がある。

希望業者は入札前に渡される工事や点検業務に関する資料を基に入札金額を決める。

ある電気工事会社の県西部の支店に勤める男性は、「ある程度は経験や必要な付属品から予定価格に近い入札額を出せる。だが90%台後半を連続して出すのは難しく、平均で95% を超える落札率を出していたとすれば、明電合は事前に予定価格を知っていたとしか思えない」と話す。

全文は以下をクリックしてください。

落札率.pdf



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2011年12月27日

我が家の節電・・・「家庭の省エネは発電に等しい」

「家庭の省エネは発電に等しい」26日・毎日新聞の一節です。

原子力発電が無くとも、日本の電力はまかなえる社会を目指し、我が家でもささやかな努力をしています。

トイレの、電子レンジなどのコンセントは使用後すぐ抜きます。風呂釜の自動点火はやめ、使用時にスイッチを入れるようにしています。ストーブは20年以上も前から使っている「アラジン」。対流式ですので、常にストーブの上にはやかんが載っていて、お湯を沸かすためのガスはあまり使いません。
早朝の寒いときだけ温風ストーブを使いますが、部屋が暖まればすぐに「アラジン」に切り替えます。

こんな工夫でも、11月は節電率15パーセントでした。

最近はじめたのは、電子カーペットの節電です。「アラジン」の上で豊富に沸いているお湯を「湯たんぽ」に入れ、カーペットの電源を切り、毛布の中に「湯たんぽ」を入れればとても暖かい。部屋さえ暖かければこれで十分です。この湯たんぽは寝るとき、布団の中に。そして朝はまだ暖かいので妻が顔を洗ったり、拭き掃除に使用しています。

12月はどのくらいの節電になるでしょうか楽しみです。

全国で90%の原発が止まっていても、電力は不足していません。

原発の「安全神話」「安価神話」は崩壊しました。

原発神話.pdf

日本が早く原発に依存しないエネルギー政策に向かってカジを切れるように、私たちも少しずつでも努力をしていきましょう。








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2011年12月20日

興味深い新市長のあいさつ


毎日新聞・コラム「くらしの明日」に連載している湯浅誠氏の記事を紹介いたします。

下の 「湯浅・pdf」 をクリックしてください。

     湯浅.pdf


これを読んでいると、同じく昨日、来年の市長選挙に立候補を表明した伊豆市・菊地市長の市政運営とも比較してしまいます。

posted by イズノスケ at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 毎日新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする