菊地市長2期目の出馬表明を受け、反菊地氏を掲げる市議会議員他多くの市民が伊豆市議会議員・西島信也氏を市長候補として擁立し選挙戦に突入しました。
8年前、2期目出馬に向けて菊地市長が何を訴えていたのかをお読みください。
2012年2月21日のブログでは両氏の政策パンフレットの比較をおこなっています。
2人の政策を比べてみましょう・・・菊地氏・西島氏のリーフレット紹介
4月に行われる市長選挙における両候補のリーフレットを紹介いたします。
既に両陣営から届いているご家庭もあると思いますが、両候補の訴えをじっくりと読みこれからの伊豆市の舵取りを誰に任せたらよいかの参考にしてください。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/254716966.html?1581598467
リーフレットは以下をクリックしてください
候補者リーフ.pdf
2020年02月14日
2020年02月12日
市長選に発想の転換を・・・過去3回の市長選挙の検証 9
4月に行われる伊豆市長選挙に向けて、過去3回の市長選の検証をおこなっています。
菊地市政1期目4年間が過ぎ去ろうとしている平成12年1月のブログでは、菊地市長が2期目の立候補を表明、対立候補が出ていない段階での市長選挙に向けての私なりの考えを述べています。
2012年01月16日
市長選に発想の転換を期待します
今年4月に行われる伊豆市長選挙には、現職の菊地氏が再選を目指して立候補表明を行っています。
立候補表明で明らかにした一番の重点政策では「企業誘致による経済の拡大政策によって雇用を創設させ、伊豆市を元気にさせる」という、今まで使い古され、結果として地方をを更なる不況に陥らせた発想そのものでした。
菊地市長誕生以来4年間で人口流出は止まらず、流出の中心は子供を持つ働く世代だといわれています。
その結果、伊豆市の高齢化率は現在30%を超え、団塊の世代が65歳以上になる2〜3年先には恐らく40%近くになってしまうでしょう。
企業は先ほどの対談で明らかなように、交通の便利な場所に集中します。近辺では東名高速のインターができた裾野市が良い例です。
交通の不便な伊豆に企業が進出してくる可能性は少ないでしょう。
伊豆市は市の遊休施設に企業を誘致するという発想をしているようですが、焼け石に水のような気がします。
今、発想の転換が必要になってきていると思います。
岸井主筆のいわれている事は伊豆市にぴったり合っていると思います
「実感としても、新時代になったという感じがしますね。私は「環境、健康、教育」を、日本の新しい成長戦略分野、″新3K″として提唱しています。医療施設や、成長産業である健康産業などさまざまな産業を広げ、さらに里山などの自然や、県の豊富な農産物や海産物を活用していけば、まさに今後の地域づくりのモデルになるのではないでしようか。日本の大動脈にそうしたフロンティアを建設しようというのはすばらしい発想だと思いますよ。」
成長一本やりでない、新しい時代に合致する発想を持った人の市長選挙への立候補を期待したいものです。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/246392866.html?1581496249
8年前に私が述べたことの大半は正解であったと思います。
人口減少率は近隣市町と比べ異常であり、人口は本年度中に3万人を割ってしまうことは確実な状況です。
高齢化率は40%を超え、子育て世代の市外流出も加速しています。
企業誘致どころか、有力な企業が出ていってしまいました。
伊豆市にとって危機存亡の時が来ていると言って過言ではないと思っています。
しかし、菊地市長にはそんなことは「どこ吹く風?」のようです。
8年前に、伊豆という決して便利でもない地方自治体にとって、無謀とも思える「企業誘致などによる成長戦略」などという政策を取らず、伊豆市の豊かに自然や森林そして特産品を利用した再生可能都市づくりを目指していれば現在のような伊豆市にはならなかったのではないかと残念でたまりません。
市民の判断は、自らの生活を、自ら縛ってしまうものなのです。
だから選挙での選択肢をしっかりと見極めることが大切なのではないでしょうか。
菊地市政1期目4年間が過ぎ去ろうとしている平成12年1月のブログでは、菊地市長が2期目の立候補を表明、対立候補が出ていない段階での市長選挙に向けての私なりの考えを述べています。
2012年01月16日
市長選に発想の転換を期待します
今年4月に行われる伊豆市長選挙には、現職の菊地氏が再選を目指して立候補表明を行っています。
立候補表明で明らかにした一番の重点政策では「企業誘致による経済の拡大政策によって雇用を創設させ、伊豆市を元気にさせる」という、今まで使い古され、結果として地方をを更なる不況に陥らせた発想そのものでした。
菊地市長誕生以来4年間で人口流出は止まらず、流出の中心は子供を持つ働く世代だといわれています。
その結果、伊豆市の高齢化率は現在30%を超え、団塊の世代が65歳以上になる2〜3年先には恐らく40%近くになってしまうでしょう。
企業は先ほどの対談で明らかなように、交通の便利な場所に集中します。近辺では東名高速のインターができた裾野市が良い例です。
交通の不便な伊豆に企業が進出してくる可能性は少ないでしょう。
伊豆市は市の遊休施設に企業を誘致するという発想をしているようですが、焼け石に水のような気がします。
今、発想の転換が必要になってきていると思います。
岸井主筆のいわれている事は伊豆市にぴったり合っていると思います
「実感としても、新時代になったという感じがしますね。私は「環境、健康、教育」を、日本の新しい成長戦略分野、″新3K″として提唱しています。医療施設や、成長産業である健康産業などさまざまな産業を広げ、さらに里山などの自然や、県の豊富な農産物や海産物を活用していけば、まさに今後の地域づくりのモデルになるのではないでしようか。日本の大動脈にそうしたフロンティアを建設しようというのはすばらしい発想だと思いますよ。」
成長一本やりでない、新しい時代に合致する発想を持った人の市長選挙への立候補を期待したいものです。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/246392866.html?1581496249
8年前に私が述べたことの大半は正解であったと思います。
人口減少率は近隣市町と比べ異常であり、人口は本年度中に3万人を割ってしまうことは確実な状況です。
高齢化率は40%を超え、子育て世代の市外流出も加速しています。
企業誘致どころか、有力な企業が出ていってしまいました。
伊豆市にとって危機存亡の時が来ていると言って過言ではないと思っています。
しかし、菊地市長にはそんなことは「どこ吹く風?」のようです。
8年前に、伊豆という決して便利でもない地方自治体にとって、無謀とも思える「企業誘致などによる成長戦略」などという政策を取らず、伊豆市の豊かに自然や森林そして特産品を利用した再生可能都市づくりを目指していれば現在のような伊豆市にはならなかったのではないかと残念でたまりません。
市民の判断は、自らの生活を、自ら縛ってしまうものなのです。
だから選挙での選択肢をしっかりと見極めることが大切なのではないでしょうか。
2020年02月05日
市民の関心が高まるよう活発な政策論争を・・・伊豆日日新聞「狩野川」
2月2日の伊豆日日新聞コラム「狩野川」では4月に行われる市長選挙について「両氏の活発な政策論争を」と報道しています。
4月12日告示、19日投開票の伊豆市長選に、市議の鈴木正人氏(53)が出馬を表明した。一足早く昨年の12月で表明した現職の菊地豊氏(61)との選挙戦が濃厚となった。
菊地氏対市議の構図は3回連続だ。投票率は8年前が63.68%、前回が50.20%だった。五輪前の選挙だが、市民の関心が高まるよう、両氏には活発な政策論争を期待する。
img20200204_22061434.pdf
4月12日告示、19日投開票の伊豆市長選に、市議の鈴木正人氏(53)が出馬を表明した。一足早く昨年の12月で表明した現職の菊地豊氏(61)との選挙戦が濃厚となった。
菊地氏対市議の構図は3回連続だ。投票率は8年前が63.68%、前回が50.20%だった。五輪前の選挙だが、市民の関心が高まるよう、両氏には活発な政策論争を期待する。
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2020年02月04日
小学校の統廃合は伊豆市に何をもたらしたのか・・・過去3回の市長選挙の検証 8
菊地市長誕生から学校統廃合のことを過去のブログを基に書いてきました。
ほとんどの市民が知らない、10年ほど前のこんな記録をなぜ今頃引っ張り出してきているのか疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
私が過去3回の市長選挙の検証を何故やっているのでしょうか。
それは、現在の伊豆市政は過去の延長上にあり、過去に菊地市長が行ってきた市政が現在を作っているからです。今の菊地市政がどのような変遷を経て現在に至ったのか、私なりの分析をして来たのがこのブログです。
伊豆市政を扱っているブログでは 森義雄議員のブログがあり、フェースブックでは、菊地豊市長、菊地豊後援会、杉山誠議員、波多野靖明議員などがあります。
こうしたブログやフェースブックを読み比べながら、今年4月に行われる市長選挙において、新市長を選ぶ選択肢として参考にしていただければと思っています。
学校再編問題の最後として2016年4月11日のブログで締めくくります。
タイトルは
「小学校の統廃合は伊豆市に何をもたらしたのか」です。
小学校の統廃合が教育現場にどのような影響を及ぼしたのか、それは教育委員会のHPからお読みください。
学校は生徒やその保護者だけの問題ではないと思います。学校の統廃合が地域コミュニティにどのような影響を与え、伊豆市全体をどのように変化させていったのか、私なりの考えであり、この傾向はますます強まっていると考えています。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/436488421.html
ほとんどの市民が知らない、10年ほど前のこんな記録をなぜ今頃引っ張り出してきているのか疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
私が過去3回の市長選挙の検証を何故やっているのでしょうか。
それは、現在の伊豆市政は過去の延長上にあり、過去に菊地市長が行ってきた市政が現在を作っているからです。今の菊地市政がどのような変遷を経て現在に至ったのか、私なりの分析をして来たのがこのブログです。
伊豆市政を扱っているブログでは 森義雄議員のブログがあり、フェースブックでは、菊地豊市長、菊地豊後援会、杉山誠議員、波多野靖明議員などがあります。
こうしたブログやフェースブックを読み比べながら、今年4月に行われる市長選挙において、新市長を選ぶ選択肢として参考にしていただければと思っています。
学校再編問題の最後として2016年4月11日のブログで締めくくります。
タイトルは
「小学校の統廃合は伊豆市に何をもたらしたのか」です。
小学校の統廃合が教育現場にどのような影響を及ぼしたのか、それは教育委員会のHPからお読みください。
学校は生徒やその保護者だけの問題ではないと思います。学校の統廃合が地域コミュニティにどのような影響を与え、伊豆市全体をどのように変化させていったのか、私なりの考えであり、この傾向はますます強まっていると考えています。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/436488421.html
2020年02月03日
菊地市長の講演・小学校再編は1校ずつやるとうまくいかないから伊豆市全域に網をかけた・・・過去3回の市長選の検証 7
平成20年4月、菊地市長が初当選してから9か月、平成21年1月 伊豆市教育振興審議会より「伊豆市小中学校の適正規模と適正配置に関する答申書」が出されました。
それによれば、土肥地区、中伊豆地区、天城湯ヶ島地区、修善寺地区の小学校を1校に統合し、更に、中伊豆地区、天城湯ヶ島地区、修善寺地区の中学校を1校に統合していくという大再編を進めようとしたのです。
教育委員会の答申を受け、菊地市長は土肥地区、中伊豆地区、天城湯ヶ島地区の小学校を次々と1校に統合しました。その議論の過程はこのブログのカテゴリー「学校再編」に詳しく掲載されていますのでご覧ください。
教育問題はそこに学ぶ生徒やその父兄だけが関連する問題ではなく、学校は地域のコミュニティの中核を担ってきました。地域の中核である学校が統廃合されるということは、そこに住む住民全体の問題でもあるのです。
教育の「本質論」を議論しないまま、学校を統合するという「方法論」に終始し、地域住民との詳細な説明や合意をほとんどしないまま、統合に突き進んでいった背景には何があったのでしょうか。
教育論についての菊地市長の本音(?)が如実に表れていると思われる菊地市長の講演がありました。
平成23年10月20日伊豆市で行われた、NPOサプライズが運営する「静岡県協働推進育成講座」で菊地市長が講演し、伊豆市学校再編について触れながら、伊豆市で今行われている協働について1時間あまり講演しました。
その中で菊地市長は驚くべきことを語っています。
今伊豆市では小学校を3〜5年で再編し、8つの小学校を無くすということをやっている。1校ずつではうまくいかない.なぜならそこから「俺のところが弱いのか」と言われるから。だから伊豆市全域に「網をかけた」。小学校全部を再編し、校名も校歌も残さない」・・・(音声がありますのでお聞きください)
この講演をユーチューブが放映していました。
しかし、このブログで学校再編成に関する市長発言を引用したところ、突然一般視聴者は見る事ができなくなり、その後、更に削除されてしまいました。「静岡県協働推進育成講座」という公の講座で市長自らが語ったことを何故削除してしまったのでしょうか。
菊地市長の学校再編に関する箇所の音声の再生は以下をクリックしてください。音声の再生まで少々間があきます。
V_620009.WMA
それによれば、土肥地区、中伊豆地区、天城湯ヶ島地区、修善寺地区の小学校を1校に統合し、更に、中伊豆地区、天城湯ヶ島地区、修善寺地区の中学校を1校に統合していくという大再編を進めようとしたのです。
教育委員会の答申を受け、菊地市長は土肥地区、中伊豆地区、天城湯ヶ島地区の小学校を次々と1校に統合しました。その議論の過程はこのブログのカテゴリー「学校再編」に詳しく掲載されていますのでご覧ください。
教育問題はそこに学ぶ生徒やその父兄だけが関連する問題ではなく、学校は地域のコミュニティの中核を担ってきました。地域の中核である学校が統廃合されるということは、そこに住む住民全体の問題でもあるのです。
教育の「本質論」を議論しないまま、学校を統合するという「方法論」に終始し、地域住民との詳細な説明や合意をほとんどしないまま、統合に突き進んでいった背景には何があったのでしょうか。
教育論についての菊地市長の本音(?)が如実に表れていると思われる菊地市長の講演がありました。
平成23年10月20日伊豆市で行われた、NPOサプライズが運営する「静岡県協働推進育成講座」で菊地市長が講演し、伊豆市学校再編について触れながら、伊豆市で今行われている協働について1時間あまり講演しました。
その中で菊地市長は驚くべきことを語っています。
今伊豆市では小学校を3〜5年で再編し、8つの小学校を無くすということをやっている。1校ずつではうまくいかない.なぜならそこから「俺のところが弱いのか」と言われるから。だから伊豆市全域に「網をかけた」。小学校全部を再編し、校名も校歌も残さない」・・・(音声がありますのでお聞きください)
この講演をユーチューブが放映していました。
しかし、このブログで学校再編成に関する市長発言を引用したところ、突然一般視聴者は見る事ができなくなり、その後、更に削除されてしまいました。「静岡県協働推進育成講座」という公の講座で市長自らが語ったことを何故削除してしまったのでしょうか。
菊地市長の学校再編に関する箇所の音声の再生は以下をクリックしてください。音声の再生まで少々間があきます。
V_620009.WMA
2020年01月31日
「伊豆市小中学校の適正規模と適正配置に関する答申書」・・・過去3回の市長選挙の検証 6
5回にわたる伊豆市教育振興審議会における審議を経て、平成21年1月 伊豆市教育振興審議会より「伊豆市小中学校の適正規模と適正配置に関する答申書」が出されました。
5回の審議会のうち、第5回は答申案の審議ですから、僅か4回の審議会で以下の答申が出されたのです。
第3回と第4回の審議内容のどこからこの「答申」が出てくるのでしょうか。
結局は、就任後数か月で菊地市長が学校再編について言及した通りの「結論ありき」であり、審議会はその体裁を整える為に行われたのではないかと言われても仕方がないでしょう。
教育問題は長時間をかけ、じっくりと議論すべきであり、広範な市民の意見を聞いて結論を出していくことが必要不可欠だと思います。
しかし、伊豆市の将来を大きく左右する教育問題をこんな短期間で、乱暴で稚拙な議論のまま承認してしまった審議委員の各氏は伊豆市の将来に大きな責任を負っていたことを自覚していたのでしょうか。
「伊豆市小中学校の適正規模と適正配置に関する答申書」
https://iizusiseirepo-to.up.seesaa.net/image/E4BC8AE8B186E5B882E5B08FE4B8ADE5ADA6E6A0A1E381ABE996A2E38199E3828BE7AD94E794B3E69BB8.pdf
菊地市長就任後9か月で「伊豆市学校再編計画」を作成・・・過去3回の市長選の検証 5
21年1月の伊豆市教育新校振興審議会の答申を受け、伊豆市教育委員会は21年3月「伊豆市学校再編計画」を作成しました。これ以降伊豆市の小学校の再編が急ピッチで行われていきます。
詳細は2011年11月21日
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/category/11954795-2.html
「国家百年の計は教育にあり」という言葉があります。
教育家 井ノ山正文氏は以下のように述べています。
教育については多くの「方法論」が語られています。しかし、今必要なのは「本質論」です。なぜ学ぶのか、何を学ぶのかという問いかけを持ちながら、「教える人こそ多くを学ぶ」という日常が求められています。
菊地市長就任後わずか9か月で作成された「伊豆市学校再編計画」は、広範な市民や子育て世代の意見、そして教育現場の意見をほとんど聞く機会を設けませんでした。
菊地市長が就任してわずか9か月でそんな芸当ができるわけがありません。
そして、教育委員会が発表した再編計画は、小規模の学校を統合するという方法論が大半であり、井ノ山氏の言われる「本質論」は議事録によればほとんど議論されないまま再編計画の最後にほんの少しだけ書かれているだけにすぎないのです。
ここから伊豆市の教育行政の歪みが始まっていきます。そのピークが文教ガーデンシティ構想における新中学校建設計画の中に盛り込まれた「教科別教室」という理念でした。全国でもほとんど採用されていない「教科別教室」理念は大きな議論を呼び、新中学校新設を柱とする文教ガーデンシティ構想の挫折につながっていったのです。
(寄稿)
教 育 家 井ノ山 正 文
国家百年の計は教育にあり、と思います。これからの時代を担い、郷土を愛し誇りに思う子ども達が育つためには、教育に力を注がねばなりません。では、如何に注ぐのかということです。基本は、現場の先生方の「学級経営力」と「授業力」の向上と質の担保です。学校現場で起きている多くの問題は、この二点をクリアすることで解決できることが多いと確信しています。また、きちんとした理念に基づく学校マネジメントを行える管理職の存在も欠かせません。
今、学校にはリスクマネジメントという発想が必要です。家庭、地域ときちんと向き合いながらコミュニテイースクールとしての機能も求められています。情報化社会、多様化する社会の中で、学校教育が担うべきことも多いのです。そして、将来を担う子ども達を育てていく為の具体性を持った取組が進められなければなりません。何よりも違いを持った人と人が共に生きていくための知恵を学べる場であってほしいと考えています。
教育については多くの「方法論」が語られています。しかし、今必要なのは「本質論」です。なぜ学ぶのか、何を学ぶのかという問いかけを持ちながら、「教える人こそ多くを学ぶ」という日常が求められています。
https://www.zyusaburo.com/kokkahyakunen.htm
詳細は2011年11月21日
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/category/11954795-2.html
「国家百年の計は教育にあり」という言葉があります。
教育家 井ノ山正文氏は以下のように述べています。
教育については多くの「方法論」が語られています。しかし、今必要なのは「本質論」です。なぜ学ぶのか、何を学ぶのかという問いかけを持ちながら、「教える人こそ多くを学ぶ」という日常が求められています。
菊地市長就任後わずか9か月で作成された「伊豆市学校再編計画」は、広範な市民や子育て世代の意見、そして教育現場の意見をほとんど聞く機会を設けませんでした。
菊地市長が就任してわずか9か月でそんな芸当ができるわけがありません。
そして、教育委員会が発表した再編計画は、小規模の学校を統合するという方法論が大半であり、井ノ山氏の言われる「本質論」は議事録によればほとんど議論されないまま再編計画の最後にほんの少しだけ書かれているだけにすぎないのです。
ここから伊豆市の教育行政の歪みが始まっていきます。そのピークが文教ガーデンシティ構想における新中学校建設計画の中に盛り込まれた「教科別教室」という理念でした。全国でもほとんど採用されていない「教科別教室」理念は大きな議論を呼び、新中学校新設を柱とする文教ガーデンシティ構想の挫折につながっていったのです。
(寄稿)
教 育 家 井ノ山 正 文
国家百年の計は教育にあり、と思います。これからの時代を担い、郷土を愛し誇りに思う子ども達が育つためには、教育に力を注がねばなりません。では、如何に注ぐのかということです。基本は、現場の先生方の「学級経営力」と「授業力」の向上と質の担保です。学校現場で起きている多くの問題は、この二点をクリアすることで解決できることが多いと確信しています。また、きちんとした理念に基づく学校マネジメントを行える管理職の存在も欠かせません。
今、学校にはリスクマネジメントという発想が必要です。家庭、地域ときちんと向き合いながらコミュニテイースクールとしての機能も求められています。情報化社会、多様化する社会の中で、学校教育が担うべきことも多いのです。そして、将来を担う子ども達を育てていく為の具体性を持った取組が進められなければなりません。何よりも違いを持った人と人が共に生きていくための知恵を学べる場であってほしいと考えています。
教育については多くの「方法論」が語られています。しかし、今必要なのは「本質論」です。なぜ学ぶのか、何を学ぶのかという問いかけを持ちながら、「教える人こそ多くを学ぶ」という日常が求められています。
https://www.zyusaburo.com/kokkahyakunen.htm
2020年01月30日
伊豆市長選挙・鈴木正人氏が出馬表明 「市民に選択肢与える」
4月に行われる伊豆市長選挙に市議会議員鈴木正人氏が出馬表明をしました。
すでに菊地市長が出馬表明しているので、2人の候補者による選挙戦がほぼ確実になったようです。
鈴木氏の出馬表明について
1月30日の伊豆日日新聞
img20200130_11101962.pdf
同じく静岡新聞
img20200130_11105800.pdf
菊地氏の出馬表明について
12月4日・伊豆日日新聞
img20191204_22001856.pdf
すでに菊地市長が出馬表明しているので、2人の候補者による選挙戦がほぼ確実になったようです。
鈴木氏の出馬表明について
1月30日の伊豆日日新聞
img20200130_11101962.pdf
同じく静岡新聞
img20200130_11105800.pdf
菊地氏の出馬表明について
12月4日・伊豆日日新聞
img20191204_22001856.pdf
2020年01月28日
菊地市長就任後わずか数か月で「伊豆市の小学校は4校が適正」と表明・・・過去3回の市長選挙の検証 2
過去3回の市長選挙を振り返りながら、今年4月に行われる市長選挙をどう考えるのか、シリーズで検証していきます。長いシリーズになりそうです。興味のある方は気長にお付き合いください
菊地市長が初当選して直ちに着手したのが学校再編の議論でした。
市長に就任してわずか数ヶ月、ご自身2回目の市議会で数字上であると前提を置いてであっても市内の小学校の適正規模は4校だと表明し、その後の議論はこの4校を前提に進められていくことになっていきます。
私のブログでは、学校再編について15回にわたってシリーズで取り扱っています。
今回の市長選挙でも重要な争点となるであろう中学校再編を考えるうえで参考としてください。
2011年11月8日ブログより
市長に当選したばかりの菊地市長は学校再編についてこう述べています。
次に子供の夢を拓く教育について
私たちは平成17年度以降、市内の新生児誕生数が170人台になっている事実を直視しなければなりません。誰しも、自分が学んだ母校に対し強い愛着を抱いています。しかしながら、私も含めた私たち大人は既に、子供の数を激減させてしまったことに責任を持っています。これに加えて、子供の教育に問題を生じさせることがあっては、二重の意味で罪を犯すことになってしまいます。現行の制度で、1学年を2クラス編成にするためには、ひとつの学年で最小限、41人が必要になります。あくまでも数字の上での話でありますが、伊豆市内の適正小学校数は4校ということになります。
このような厳しい現実を踏まえ。なるべく早い時期に、伊豆市の小学校を幾つ、どこに置くかについて、市民全体で議論する場を設定する所存であります。
なお小学校を再編成する場合には、保護者の通学費負担の軽減、公平性をあわせて議論することが当然必要になってまいります。
さらに忘れてならないことは、学校教育において最も重要である、授業自体の質を維持し。あるいは、さらに高めるために、行政と教育現場が率直に意見交換して、行政でできる支援策があるのであれば全力をもって、これを遂行いたします。授業だけはその道のプロである先生にしかできません。先生方がなるべく多くの時間を、授業の準備、実施、成果分析に割くことができるよう行政としての支援策を、速やかに取りまとめてまいります。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/234124181.html?1580128793
菊地市長が初当選して直ちに着手したのが学校再編の議論でした。
市長に就任してわずか数ヶ月、ご自身2回目の市議会で数字上であると前提を置いてであっても市内の小学校の適正規模は4校だと表明し、その後の議論はこの4校を前提に進められていくことになっていきます。
私のブログでは、学校再編について15回にわたってシリーズで取り扱っています。
今回の市長選挙でも重要な争点となるであろう中学校再編を考えるうえで参考としてください。
2011年11月8日ブログより
市長に当選したばかりの菊地市長は学校再編についてこう述べています。
次に子供の夢を拓く教育について
私たちは平成17年度以降、市内の新生児誕生数が170人台になっている事実を直視しなければなりません。誰しも、自分が学んだ母校に対し強い愛着を抱いています。しかしながら、私も含めた私たち大人は既に、子供の数を激減させてしまったことに責任を持っています。これに加えて、子供の教育に問題を生じさせることがあっては、二重の意味で罪を犯すことになってしまいます。現行の制度で、1学年を2クラス編成にするためには、ひとつの学年で最小限、41人が必要になります。あくまでも数字の上での話でありますが、伊豆市内の適正小学校数は4校ということになります。
このような厳しい現実を踏まえ。なるべく早い時期に、伊豆市の小学校を幾つ、どこに置くかについて、市民全体で議論する場を設定する所存であります。
なお小学校を再編成する場合には、保護者の通学費負担の軽減、公平性をあわせて議論することが当然必要になってまいります。
さらに忘れてならないことは、学校教育において最も重要である、授業自体の質を維持し。あるいは、さらに高めるために、行政と教育現場が率直に意見交換して、行政でできる支援策があるのであれば全力をもって、これを遂行いたします。授業だけはその道のプロである先生にしかできません。先生方がなるべく多くの時間を、授業の準備、実施、成果分析に割くことができるよう行政としての支援策を、速やかに取りまとめてまいります。
http://iizusiseirepo-to.seesaa.net/article/234124181.html?1580128793
2020年01月25日
過去3回の伊豆市長選挙の検証・・・ その1 菊地市長初当選
伊豆市長選挙は4月12日告示、19日投開票で行われます。
伊豆市長選挙には昨年12月議会で菊地市長が4選を目指し立候補表明し、最近、鈴木正人議員が対立候補として出馬の意向を固めたとの報道がありました。
選挙戦が確実となった今、今まで伊豆市長選挙はどのような争点で行われてきたのか、このブログを過去にさかのぼって検証してみます。長いシリーズになりそうです。興味のある方は気長にお付き合いください。
菊地市長が誕生した平成20年4月20日の市長選挙についてはまだ記述が無く、どのような選挙が行われたのかはさかのぼることができませんでしたので市長選挙の結果のみを紹介しておきます。
この選挙の1年くらい前(?)に自衛隊を辞めた菊地氏は、伊豆市長選挙に立候補する為に伊豆市に戻ってきて選挙運動を続けたようです。伊豆市が合併して間もなかった当時は、4人の候補者が乱立し選挙戦を繰り広げました。若くて(当時49歳)弁舌爽やかだった菊地氏は他の候補者を圧倒して勝利しました。私はその当時は感心が薄かったのであまり覚えていないのですが、菊地氏の演説会場にはたくさんのご婦人が駆けつけ、声援を送っていたことは覚えています。
選挙結果です。
http://www.city.izu.shizuoka.jp/media/d6027_11.pdf
伊豆市長選挙には昨年12月議会で菊地市長が4選を目指し立候補表明し、最近、鈴木正人議員が対立候補として出馬の意向を固めたとの報道がありました。
選挙戦が確実となった今、今まで伊豆市長選挙はどのような争点で行われてきたのか、このブログを過去にさかのぼって検証してみます。長いシリーズになりそうです。興味のある方は気長にお付き合いください。
菊地市長が誕生した平成20年4月20日の市長選挙についてはまだ記述が無く、どのような選挙が行われたのかはさかのぼることができませんでしたので市長選挙の結果のみを紹介しておきます。
この選挙の1年くらい前(?)に自衛隊を辞めた菊地氏は、伊豆市長選挙に立候補する為に伊豆市に戻ってきて選挙運動を続けたようです。伊豆市が合併して間もなかった当時は、4人の候補者が乱立し選挙戦を繰り広げました。若くて(当時49歳)弁舌爽やかだった菊地氏は他の候補者を圧倒して勝利しました。私はその当時は感心が薄かったのであまり覚えていないのですが、菊地氏の演説会場にはたくさんのご婦人が駆けつけ、声援を送っていたことは覚えています。
選挙結果です。
http://www.city.izu.shizuoka.jp/media/d6027_11.pdf