2024年05月15日

静岡県知事選2024 投票賛否が分かれたのはどの政策? 選挙ドットコム

いろいろな思いがあってブログから遠ざかっていました。
「伊豆からのレポート」を再開しますのでよろしくお願いいたします。

日本の政治は自民党の裏金問題を発端とした政治資金問題で自民党の自浄能力の欠如が明白になり、自公政権は存続の危機を迎えています。
そんな中、静岡県知事選挙が中盤に差し掛かってきています。
この選挙は静岡県政だけでなく、国政にも大きな影響を及ぼすであろうと全国的に注目されています。
選挙ドットコムは知事選に合わせ独自で、「静岡県知事選挙2024マッチング」を実施しました。
以下のサイトでは候補者の公約や意見の違いがわかる「政策比較表」が掲載されています。
私たちが静岡県知事選挙の投票先を決める参考にしていきましょう。

静岡県知事選2024投票マッチング


https://news.yahoo.co.jp/articles/1c123b1ec8133d345c2f8c83a270aa342e7a59f3
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2021年11月25日

「記者解説」静岡・川勝知事の辞職勧告決議案可決 何故「不信任案」ではないの?   

川勝知事の「コシヒカリ発言」は私もひどい発言だったと思います。
しかし、この発言が知事を辞めさせることにつながっていく可能性のある「不信任案」と結びつけるのは到底無理があったのでしょう。
今度の混乱が、「遅々として進まないリニア新幹線問題」進展に向けて、川勝知事を排除したいとの自民党の狙いが隠されているだろう事は容易に想像できました。
川勝知事は県民の圧倒的多数の支持を得て4選を果たしました。しかしこうした軽率な発言を繰り返す等、県民の支持を失うような行動はやめていただきたいと思います。


静岡・川勝知事の辞職勧告決議案可決 何故「不信任案」ではないの? これからどうなるの?
 

1月24日 静岡朝日テレビ LOOK


静岡県議会の臨時会が24日開かれ、自民改革会議は知事の辞職勧告決議案を提出。賛成多数で可決されました。法的拘束力はありません。県政担当の根方記者の解説です。

石田アナ:きょうの臨時議会、県政史上初のできごと続きでした。何が行われたのか、改めて流れを整理してもらえますか。

根方記者:きょうの臨時議会は、もともと御殿場市民から出された知事の辞職を求める請願を審議するために開かれました。この請願に加え、自民・公明が共同で「辞職勧告決議案」を提出し、67人のうち過半数を超える47人が賛成し、可決しました。(過半数の34人以上で可決)

不信任案提出されず
石田アナ:これまで、辞職勧告ではなく「不信任案を提出する方針だ」とお伝えしてきたが、提出しなかった。何があったんですか?

根方記者:そうなんです。私たちも驚いたのですが、事態が一転したのは、きのう行われた自民改革会議の役員会・議員総会でした。前日まで不信任案の提出に意欲を見せていた野崎代表ですが、きのうになり、「知事の辞職を求めるために議会の意思を示す最善の方法を考えたい」とこれまでの方針から揺らぐような発言に変化したんです。
  
 協議では、多くの議員から不信任案提出に慎重な意見が出され、執行部の判断で不信任案を断念することとなったということです。

石田アナ:提出されていれば48年ぶりだった不信任案。なぜ急転直下でこのような決断になったのでしょうか?

根方記者:「可決の見通しが立たないこと」が理由で直前での断念となったようです。不信任案の可決には、全議員の4分の3=51人の賛成が必要です。そのため、自民公明無所属が賛成したとしても、知事に近い会派「ふじのくに県民クラブ」の造反・切り崩しが絶対条件でした。
  
 自民としてもあの手この手を使っていて、自民党に入党したばかりの細野豪志氏に説得してもらったりと、本当にギリギリまで多数派工作を仕掛けていました。ただ、これが難しいということになり、不信任案ではなく、法的拘束力のない辞職勧告決議へ方針転換せざるを得なくなった。

石田アナ:土壇場の変更で、会派内がどんな空気なのか気になりますね…。

根方記者:不信任案の提出に反対した議員もいた一方で、会派内からは「最後まで議会として貫くべきだった」という意見や「最終的に見送ったということの方がダメージが大きい」という意見もあったということです。

 公明党からは、会派内でおととい、ようやくまとまりかけていただけに「残念」だという声も上がっていました。
  

今度の影響
石田アナ:コシヒカリ政局とも言えるこの一件、これで決着となるのか、きょうの結果によって今後どうなるのでしょうか?

根方記者:辞職勧告決議は法的拘束力はなく、議会からの通告を受けた後の判断は知事に委ねられます。ただ、辞職勧告決議もこれまで知事に出された事例はなく、県政史上初となるので意義は大きいと思います。 

 今回のきっかけとなった知事の発言については、不信任案に反対した議員も「やはり大きな問題だった」ということは口を揃えて話していました。
  
 知事は先ほど、きょうから年末にかけて猛省の期間と位置づけ、来月の報酬とボーナスを返上して自らペナルティをかすと話す一方で、続投する考えを示しました。「来年は生まれ変わってみようと富士山に誓った」とも話していたので、これをきっかけに県政運営がどう変わるのか、注目していきたい。
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2021年10月11日

10月11日 午後2時〜2時半頃 参院補選 「山崎しんのすけ候補」修善寺駅南口で街頭演説

参院選挙静岡選挙区の補欠選挙が行われています。
今回の補選には自民党の若林候補、無所属の山崎候補、共産党の鈴木候補3名の方が立候補しています。

巨大な組織を誇る自民党に対し、知事選挙で共闘して大勝した立憲民主党、共産党などは、この補選では分裂選挙となりました。
先の知事選挙で川勝知事再選に大きく貢献した山崎しんのすけ氏が今回の参院補選に立候補しています。
山崎氏は浜松市出身で浜松市議会議員や県議会議員として活動してきました。今回は立憲民主党、国民民主党の推薦を受けています。


しかし、静岡県東部では知名度はあまりありません。
私も一度も会ったことが無いし、どんな方なのか知りません。

その山崎氏が11日、修善寺駅南口で街頭演説を行います。期日前投票も始まり、24日の投開票日まで1週間余りとなりました。
次に行われる衆院選の前哨戦となる静岡県参院補選に全国の注目が集まっています。
山崎しんのすけ候補の政策や人柄を知ることのできる数少ないチャンスです。
近隣の市民の皆さん、お時間があれば聞きに行きましょう。
日時 10月11日  14時〜14時半ころ 
場所 修善寺駅南口 



10月9日 毎日新聞

山崎しんのすけ候補の横顔

img20211010_20412284.pdf






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2021年10月09日

参院補選 3氏が第一声 野党統一候補ならず

岸田政権発足後、初の国政選挙となる参院静岡選挙区補欠選挙は7日に公示されました。いずれも新人で、自民党の前御殿場市長若林洋平氏(49)、無所属の前県議山崎新之助氏(40)=立憲民主党、国民民主党推薦、共産党の党県常任委員鈴木千佳氏(50)の3氏が立候補、17日間の選挙戦に入りました。

先の知事選挙で、自民、公明推薦候補者に対し、立憲民主党、国民民主党、共産党は共闘して川勝知事が大勝しました。
川勝氏自身の人気の面も大きいと思いますが、共闘が大きな力を発揮したことは間違いありません。共闘が実現すると選挙運動がとてもやりやすくなるのです。
しかし、今回の参院補選では自民党、公明党の陣営に対し、野党は2陣営に分裂しました。
強力な支持基盤を持つ自民党に対し、野党が分裂したのでは闘いになりません。
先の知事選挙から少ししかたっていないのに、何故野党は統一できないのでしょうか。新聞、テレビ、ネットなどでいろいろ見てもさっぱりわかりません。

共産党候補の応援に入った中央の幹部が「共産党への一票が野党共闘を進める」と語ったと報道で読みました。共産党の論理からはそれが正しいいのかもしれませんが、野党共闘を求める市民から見れば「いったい何言っているの?」と言わざるを得ません。
立憲民主党、共産党は野党共闘を願う県民に対し、なぜ共闘できなかったのかを説明して欲しいと思います。
この分裂選挙が次に来る衆院選挙に大きな影響を与えない事を切実に願います。

10月8日 伊豆日日新聞

3候補者の第一声

img20211008_22195085.pdf





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2021年10月08日

参院静岡補選告示 山崎真之輔氏第一声に川勝知事サプライズ登場

参議院静岡選挙区の補欠選挙は10月7日、告示日を迎え選挙戦がスタートしました。
参議院静岡選挙区の補欠選挙に立候補したのは、届け出順に、自民党新人の若林洋平さん49歳、無所属新人で立憲民主党などが推薦する山崎真之輔さん40歳、共産党新人の鈴木千佳さん50歳です。

10/7(木) 18:54配信 静岡朝日テレビ

参院静岡補選告示 山崎真之輔氏第一声に川勝知事サプライズ登場

JR静岡駅の北口で、まさにこれから第一声をあげようとしたその時…。会場に姿を見せたのは静岡県・川勝平太知事でした。選挙期間中の応援入りを示唆していた川勝知事が、初日から駆け付けたのです。

無所属(立憲・国民推薦) 山崎真之輔氏(40):「あの時の県知事選挙の戦いは何だったのかというと、県民の県民による県民のための戦いだった。つまり巨大与党に、どう立ち向かっていくか、中央の論理に負けない、既得権をぶっ潰していく、そういう戦いだった。そして皆さんの付託によって、川勝知事を勝たせることが出来た。その続きの戦い、それを意識していただきたい。私は静岡県下で、浜松と静岡で15年間地方議員を務めてきた。今こそ地方の時代をつくっていこうと思っている」

雇用の創出や人材育成、地方への所得の再分配などを訴えた山崎氏。6月の県知事選では、陣営の“ブレーン”として川勝知事を支えました。

無所属(立憲・国民推薦) 山崎真之輔氏(40):「先般知事から“県民党の幹事長”という名前をいただきました。そうなんです、県民の皆さんの代表です。代表というとおこがましいが、皆さんの仲間です。どうか新しい夜明けを求めて、この選挙戦、ぜひともみなさん、一緒に戦っていきましょう。山崎真之輔、よろしくお願いします」

川勝知事の支援を前面に打ち出して、支持を呼びかけた山崎氏。陣営関係者によると、川勝知事は初日に応援入りする予定はなかったといい、知事によるサプライズ演出だったとみられています。

静岡県 川勝平太知事:「そもそも、なぜこの参議院補欠選挙が行われるかと言いますと、参議院議員で国交副大臣であった方が、職を辞して知事選に出たからであります。その知事選における最大の争点は何か、水の問題でありました。言い換えるとリニアの問題であります。山崎真之輔は、命の水を大事にするということを一貫して言い、私にそれを教えてくれた最高の後輩であります」

山崎氏の応援には、国民民主党の玉木(たまき)代表や立憲民主党の杉尾(すぎお)副幹事長ら野党幹部も応援に駆け付けました。

そうした中でも存在感を見せつけた川勝知事。今回の参院補選の争点の一つに、リニア問題をあげました。

Qリニアが争点の一つ?
静岡県 川勝平太知事:「もちろん大きいですよ。私たちは別にリニアに反対している訳ではない。南アルプストンネル工事についての工事は、理解を得られなければしない、強引に進めるというようなことは主権在民の日本にあってはならないんですね」

山崎氏は、川勝知事が掲げる「静岡時代」のスローガンを踏襲し、変化が必要だと訴えています。

無所属(立憲・国民推薦) 山崎真之輔氏(40):「とにかくこの戦いは、巨大与党に対する抵抗というか、突き進んで打ち破っていくそんな気持ちでいるし、それから私自身が地方議会議員として15年間歩んできた。東京時代から静岡時代を作っていく、その訴えを常にさせていただきたい」
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2021年07月04日

熱海で大規模土石流、多数の家屋巻き込む 自衛隊に災害派遣要請

7月3日、熱海市で大規模な災害が発生しました。テレビで見た土石流の凄まじさには、恐怖を覚えました。
まだ多数いらっしゃると言われている行方不明の皆様の早期発見、救助
をお祈りもうしあげます。
急峻な地形に多くの人が暮らす伊豆地方は土石流危険地帯か沢山あります。
我家の目の前にも山かせまり、すぐ近くも危険区域に指定されています。
熱海市の場合、避難指示がなされなかったようです。
住民の安心、安全のための的確な情報発信が求められます。


梅雨前線の影響で2日から関東や東海地方を中心に激しい雨が降り、静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で3日午前10時半ごろ、大規模な土石流が発生した。県や市によると、多数の家屋が流されて約20人が安否不明となり、2人の女性の死亡が確認された。県は同日正午、自衛隊に災害派遣を要請。自衛隊や警察、消防は夜間も現地で救助活動を続けた。

 市によると、安否不明者数は住民の証言などに基づいているといい、さらに変動する可能性もある。

静岡県熱海市の現場拡大
静岡県熱海市の現場

 伊豆山地区はJR熱海駅の北約1・5キロにある急傾斜地の多い地域で、住宅や旅館が点在する。

 県によると、伊豆山港から西に2キロの地点の山中に崩落の跡が確認された。土砂崩れはここで発生し、同地区を流れる逢初(あいぞめ)川に流れ込んだとみられる。土石流は川に沿って流れ、伊豆山港まで到達していた。亡くなった2人は同港近くの海上で見つかった。

市内では3日午後9時現在、公民館などに264人が避難している。

 同市によると、家屋に閉じ込められるなどしていた住民6人が同日夜に救助された。6人の家屋は土石流が直前まで迫る場所にあり、周囲に土砂が堆積(たいせき)して外に出られなくなっていたという。いずれも命に別条はない。この6人が安否不明になっている約20人に含まれているかは不明という。

 熱海市は2日午前10時、大雨・洪水レベル3の「高齢者等避難」を発令した。土石流の被害が発生した後の3日午前11時5分に最も高いレベル5の「緊急安全確保」に引き上げた。緊急安全確保は今年の災害対策基本法改正で設定された措置。


伊豆山地区の南約8キロにある熱海市網代では、3日午後3時10分までの48時間雨量は7月としては観測史上最大の320・5ミリに上り、平年の7月1カ月の242・5ミリを大きく上回った。

 静岡県ではほかにも、沼津市を流れる黄瀬川が氾濫して家屋1棟が流された。神奈川県も大雨に見舞われ、一時、最大で21市町が土砂災害警戒区域となった。逗子市では土砂崩れが発生して通行中の車両が巻き込まれ、運転していた横須賀市の50代男性が救助された。平塚市でも同日午前7時、金目川の水位が上昇して土砂災害の影響などがあるとして、全国で初めて「緊急安全確保」を発令した。


気象庁によると、梅雨前線は今後も活発な状態が続き、週明けの5日にかけて日本海側を中心に大雨が降る恐れがある。東海や関東の地盤が緩んだ場所ではわずかな雨でも土砂災害が起きる可能性があり、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけている。

 4日午後6時までの24時間の予想雨量はいずれも多い所で、東海120ミリ、関東甲信と九州北部100ミリ。5日午後6時までの24時間では、九州北部100〜200ミリ、北陸、東海、中国100〜150ミリ、関東甲信、近畿50〜100ミリとなっている。

また、JR東海は3日、大雨による線路の安全確認を行うため、午後8時46分から東海道新幹線小田原―熱海間の運行を終日見合わせた。

【金子昇太、井口慎太郎、池田直、渡辺薫】

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2021年05月28日

「県政刷新へ選択肢示す」 岩井氏 静岡県知事選決戦へ 下

6月3日告示、20日投開票の静岡県知事選挙の決選の火ぶたが間もなく切られます。事実上の一騎打ちとなるとみられる川勝氏と岩井氏の前哨戦の動きを毎日新聞が報道しています。

5月26日 毎日新聞

かって「鉄の結束」といわれた竹下派の反対があっても意志を貫いた理由を「静岡県のみなさんから県選出の参院議員に押し上げてもらった。多くの人から岩井知事誕生に期待する声を貰った」究極の選択だったが、党本部派閥に反対されても静岡県の為に頑張りたいと思った」と岩井氏は言う。「現職の対抗馬を選択肢として県民に与えられないのはよくないと感じていた」とも述べて、県民に選択肢を示すつよい気持ちを伝えた。

全文





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2021年05月27日

静岡県知事選決戦へ 川勝氏「強い発信力で県政継続」 上

6月3日告示、20日投開票の静岡県知事選挙前哨戦が活発になってきました。
毎日新聞は2回にわたって前哨戦の動きを掲載しています。今回はその「上」です。

5月25日 毎日新聞

県政の今後4年間のかじ取りを決める知事選は、6月3日告示・20日投開票される。決戦の火ぶたが間もなく切られる。
事実上の一騎打ちになるとみられる川勝氏と岩井氏の前哨戦の動きを追った

川勝氏の魅力の一つは、強い発信力だ。3期目の県政の重要課題になっている未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区の問題を巡っては、国土交通省やJR東海に対して忖度せず、大井川流域住民の思いを代弁する姿勢を貫く。
「リニア問題、新型コロナウイルス問題は長期的に対応する必要がある。4期目に向けて出馬を決意した」。川勝氏は4月13日の定例記者会見で立候補を表明、県政の継続を主張した。

全文です


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2017年09月15日

「子育ては県東部で」 県支援局がガイドブック

伊豆新聞・伊豆日日版 2017年09月14日報道です

県東部14市町の子育て支援策などをまとめたガイドブック
県東部14市町の子育て支援策などをまとめたガイドブック

 ■14市町の支援策紹介

 県東部支援局は管轄する14市町と協働し、移住・定住を促すためのガイドブック「子育てするなら静岡県東部に住もう」を作製した。前年度のリーフレットに続く第2弾。地域の人口減少に歯止めをかけるため、首都圏への通勤・通学が可能で、子育て支援策や住宅支援策などが充実していることをPRしている。

 A4判、オールカラーの32ページ。各市町の人口や学校、医療機関などの数が分かるデータ、首都圏に通勤・通学できることを示す地図などを紹介している。富士山の画像を多く用いることで静岡県のイメージを強調し、各市町のウェブサイトに直結するQRコードも掲載した。

 子育て支援策は「多子世帯の保育料軽減)(熱海市など)、「全保育所での休日保育実施」(伊東市)、「出産準備手当」(伊豆市)、「産後ケア事業」(熱海市、伊豆市など)、「第3子保育料無料」(伊豆の国市)などを掲載。住宅支援、医療支援、通勤・通学支援、就職支援策なども紹介した。

 同支援局は「昨年のリーフレットはハンディータイプで好評だったが、今回は情報量を増やした。移住・定住促進対策は継続が大事なので、絶え間なく取り組みたい」と話した。

 8千部を作製。東京都内にある「ふじのくにに住みかえる静岡県移住相談センター」「静岡U・Iターン就職サポートセンター」「移住・交流情報ガーデン」や県東部の県出先機関、14市町で配布している。

 【写説】県東部14市町の子育て支援策などをまとめたガイドブック

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2017年08月12日

来年度から夏休みを18日程度に・・・吉田町の出前議会

「小中学校の夏休みを16日程度に短縮する」・・・日本中の教育界に大反響を及ぼした大胆な提案が、議会や町民の意見を聞かないで町長と教育委員会だけで決定していた。そして議会には「報告しただけ」とはビックリですね。地方自治体の議会の形骸化がこんな形で表れてきたのでしょうか。

しかし、教育委員会の決定を納得できない町民の主張が議会を動かしました。文教ガーデンシティ構想での新中学校建設で大激論を経験してきた伊豆市民として吉田町のことは他人事とは思えません。町民が納得できるようにしっかりと議論を重ねていく必要を感じます。
伊豆市でも教育環境をめぐる議論が続いています。市長や教育委員会は強引な進め方を改め、議会や市民が納得できる方策を探ってほしいと思います。


8月11日・静岡新聞遠州版報道です。

来年度から小中学校の夏休みを16日程度に...短縮する教育改革が進む吉田町で9日夜、町議会基本条例に基づく出前会議が開かれた。改革案は教育委員会が2月に決定したが、議会は報告を受けただけ。決定プロセスや内容に疑問があると主張する住民らが「議員は住民の意見を聞き、議会で質問してほしい」と持ちかけ、実現した。
 町議13人中9人が参加。4人は「マスコミに発言を切り取られると町政に混乱を来す」という理由で直前に欠席を決めたという。住民は、保護者や元教員ら22人が参加。3班に分かれて意見交換した。
 小2女子の母は「子どもは夏休み短縮を嫌がっている。ぼーっとする時間が子どもには必要」。高1から小2まで4人の子がいる父は「現場の先生の意見を集約して検討したプランではないと感じる」。
 元小学校教員の橋本加代子さん(70)は、静岡市に住む孫たちから「夏休みが16日の吉田町って最悪」と言われた。夏休みが23〜24日間に減った今年度、すでに夏祭りの準備と宿題で余裕がない状況だという。「短い夏休みでは、豊かな発想力、想像力が育たない」と懸念した。吉田町立小学校を2年前に定年退職した新村麻理さん(62)は「教員は確かに忙しいが、授業を早く切り上げ、夏休みを短縮する以外に、他に方法がある」と話した。
 終了時には鈴木加奈子さん(42)ら小学生の母3人が6〜9日に集めた、教育改革の見直しを求める署名約750人分が藤田和寿議長に手渡された。署名は改めて町教委に提出する。鈴木さんは「教育改革で紛糾し、夏休みも短い吉田町に、優秀な先生が来たいと思うか。それが保護者として一番の不安」と話した。
 藤田議長は「貴重な意見を、全員協議会で整理し、次の議会の一般質問に生かしたい」と締めくくった。
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